特許
J-GLOBAL ID:200903007497334527
被膜物形成プロセス、被膜物形成組成物および被膜物含有物品
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
橋本 剛
, 富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-215379
公開番号(公開出願番号):特開2006-045674
出願日: 2005年07月26日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】セラミック被膜物の機械的特性を改良する。【解決手段】 分散強化機構を利用する低熱伝導率被膜物を提供する。この被膜物は、少なくとも2種の粉体を含有する。第一粉体は、酸化ガドリニウム、酸化イットリウムおよび酸化ジルコニウムなどの少なくとも1つの希土類酸化物を含有する。第二粉体は、イットリア安定化ジルコニア、セリア安定化ジルコニア、アルミナ、クロミアーアルミナ、希土類安定化ジルコニア、およびこれらの混合物からなる群から選択される。第二粉体を、第一粉体と調合すると、被膜物の堅牢性が増す。これにより、破砕寿命および腐食抵抗が向上する。さらに第一、二粉体と、ポリエステルなどの第三粉体を混合することで、被膜物の熱伝導率が著しく低下する。調合後、プラズマ溶射などを用いて、調合粉体を基体上に堆積する。被膜物を備える物品には、燃焼器部品、高圧タービンベーンおよびブレードなどが含まれる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第一希土類酸化物安定化ジルコニア組成物を準備する段階と、
イットリア安定化ジルコニア組成物、セリア安定化ジルコニア組成物、アルミナ、クロミア-アルミナ組成物、ガドリニア安定化ジルコニア組成物、およびこれらの混合物からなる群から選択される第二組成物を準備する段階と、
調合粉体を形成するように、前記第一希土類酸化物安定化ジルコニア組成物と前記第二組成物を調合する段階と、
前記基体上に前記調合粉体を堆積させる段階と、
を含む基体上に被覆物を形成するプロセス。
IPC (3件):
C23C 4/10
, F01D 5/28
, F02C 7/00
FI (4件):
C23C4/10
, F01D5/28
, F02C7/00 C
, F02C7/00 D
Fターム (13件):
3G002EA05
, 3G002EA08
, 4K031AA02
, 4K031AB07
, 4K031AB08
, 4K031AB09
, 4K031CB02
, 4K031CB18
, 4K031CB42
, 4K031CB45
, 4K031CB46
, 4K031CB47
, 4K031DA04
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (17件)
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