特許
J-GLOBAL ID:200903007527970890

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 島田 明宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-346527
公開番号(公開出願番号):特開2003-153584
出願日: 2001年11月12日
公開日(公表日): 2003年05月23日
要約:
【要約】【課題】 スイッチングロスをできるだけ少なくするように動作する昇圧回路を備えた電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】 モータ制御部としてのマイコンは、操舵トルクおよび車速に基づき設定される目標電流値とモータ電流の検出値との偏差からフィードバック制御のための指令値を算出し、この指令値から、モータ駆動回路のスイッチング素子をオン・オフするためのPWM信号のデューティ比Dcを算出する。この算出デューティ比Dcが100%以下の場合には、昇圧回路は動作せず(S246)バッテリ電圧がモータ駆動回路に供給されるが、算出デューティ比Dcが100%を越えると、マイコンは、その超過分に応じたデューティ比で昇圧回路のスイッチング素子(LO-MOS)をオン・オフさせるPWM信号を出力する(S244)。これにより、その超過分に応じてバッテリ電圧が昇圧されてモータ駆動回路に供給される。
請求項(抜粋):
車両操舵のための操作手段に加えられる操舵トルクに応じて電動モータを駆動することにより当該車両のステアリング機構に操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置であって、前記車両操舵における操舵状態を検出する操舵状態検出手段と、前記電動モータに流れる電流を検出して当該電流の検出値を出力する電流検出手段と、与えられる第1指令値に応じて前記電動モータを駆動するモータ駆動手段と、与えられる第2指令値に応じて、前記モータ駆動手段に供給すべき電圧を昇圧する昇圧手段と、前記電動モータに供給すべき電流の値として前記操舵トルクに基づき設定される目標電流値と前記電動モータに流れる電流の前記検出値との偏差に基づき、前記電動モータのフィードバック制御のための指令値を算出し前記第1指令値として前記モータ駆動手段に与えるモータ駆動制御手段と、算出された前記第1指令値が所定の閾値以下である場合には前記昇圧手段が動作せず、算出された前記第1指令値が当該閾値を越える場合には前記昇圧手段が前記操舵状態に応じて前記電圧を昇圧するように、前記第2指令値を算出して前記昇圧手段に与える昇圧制御手段とを備えることを特徴とする、電動パワーステアリング装置。
IPC (2件):
H02P 7/29 ,  B62D 5/04
FI (2件):
H02P 7/29 D ,  B62D 5/04
Fターム (17件):
3D033CA03 ,  3D033CA13 ,  3D033CA16 ,  3D033CA21 ,  5H571AA03 ,  5H571BB02 ,  5H571CC01 ,  5H571DD00 ,  5H571EE02 ,  5H571EE03 ,  5H571GG04 ,  5H571HA09 ,  5H571HD02 ,  5H571JJ03 ,  5H571KK05 ,  5H571LL01 ,  5H571LL29
引用特許:
審査官引用 (7件)
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