特許
J-GLOBAL ID:200903007637999486

インクジェットヘッド用基板、該基板を有するインクジェットヘッド、該ヘッドのクリーニング方法および前記ヘッドを用いるインクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-318864
公開番号(公開出願番号):特開2008-105364
出願日: 2006年11月27日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】インクを吐出するために利用されるエネルギとして熱エネルギを利用するインクジェットヘッドにおいて、インクに接触する熱作用部上に蓄積されるコゲを確実かつ均一に除去できるようにする。【解決手段】熱作用部108を含む領域に、インクとの電気化学反応を生じさせるための電極となるよう電気的接続が可能に配置された上部保護層107を配置する。この上部保護層を、電気化学反応により溶出する金属を含み、かつ加熱により前記溶出を妨げる酸化膜を形成しない材料で形成する。これにより、確実な電気化学反応を生じさせて上部保護層の表面層を溶出させることで、熱作用部上のコゲをを均一かつ確実に除去することが可能となる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
電極配線層のギャップと発熱抵抗体層とにより形成された発熱部と、 前記電極配線層および前記発熱抵抗体層上に配置された保護層と、 前記発熱部の上方の前記インクに接触する熱作用部を少なくとも含む前記保護層上の領域に、前記インクとの電気化学反応を生じさせるための電極となるよう電気的接続が可能に配置された上部保護層であって、前記電気化学反応により溶出する金属を含み、かつ加熱により前記溶出を妨げる酸化膜を形成しない材料で形成された当該上部保護層と、 を具えたことを特徴とするインクジェットヘッド用基板。
IPC (1件):
B41J 2/05
FI (1件):
B41J3/04 103B
Fターム (8件):
2C057AF65 ,  2C057AF99 ,  2C057AG12 ,  2C057AG42 ,  2C057AG46 ,  2C057AG99 ,  2C057BA03 ,  2C057BA13
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (11件)
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