特許
J-GLOBAL ID:200903008923887837

金融情報処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 半田 昌男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-061715
公開番号(公開出願番号):特開平11-259559
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 複数のポートフォリオについての値洗処理を短時間で行うことができる金融情報処理システムを提供する。【解決手段】 計算プロセス32は、複数のポートフォリオが記憶されているデータベースから所定の一つのポートフォリオを読み出し、その読み出した一つのポートフォリオに対する値洗処理を実行するものである。制御プロセス31は、計算サーバ30上に常に一つだけ常駐している。制御プロセス31は、ディーラ端末20から値洗処理要求が送られてくると、同時に実行可能な計算プロセス32の数を決定し、その決定した数だけ計算プロセス32を立ち上げる。そして、その立ち上げた各計算プロセス32に、値洗処理要求に対応した複数のポートフォリオについて値洗処理を並列して実行させる。値洗処理の結果は、ディーラ端末20のディスプレイ装置50に表示される。
請求項(抜粋):
複数の約定データを含む複数のポートフォリオを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から所定の一つ又は複数のポートフォリオを読み出し、その読み出した一つ又は複数のポートフォリオに対する値洗処理を実行する複数の計算プロセス手段と、一つ又は複数のポートフォリオについて値洗処理を行うべき旨の指示を受けたときに、同時に実行可能な前記計算プロセス手段の数を決定し、その決定した数だけ前記計算プロセス手段を立ち上げ、前記指示された一つ又は複数のポートフォリオについての値洗処理をその立ち上げた前記各計算プロセス手段により並列して実行させる制御プロセス手段と、前記各計算プロセス手段によって得られた一つ又は複数のポートフォリオについての値洗処理の結果を出力する出力手段と、を具備し、前記各計算プロセス手段は、一つ又は複数のポートフォリオに対する値洗処理を実行する際に、複数のスレッドを生成し、前記各スレッドにそのポートフォリオに含まれる約定データに対する所定の計算を独立して実行させることを特徴とする金融情報処理システム。
引用特許:
審査官引用 (13件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 総合リスク管理システムの実現に向けて(後編)

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