特許
J-GLOBAL ID:200903010023022673

荒引線の製造方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  高橋 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-018058
公開番号(公開出願番号):特開2007-196264
出願日: 2006年01月26日
公開日(公表日): 2007年08月09日
要約:
【課題】荒引線Wを所定の細線径まで伸線加工を行って細線を最終的に製造する際に、異物断線が生じ難くすること。【解決手段】坩堝内筒9に供給された金属又は合金からなる原料を溶解することにより、溶解状態の原料を溶湯Hとして、内筒底9aの複数の微細孔11,12を通過させて、外筒底8aと内筒底9aとの間に区画された貯留室10に貯留する貯留工程と、上下方向へ延びたパイプ状の鋳型ノズル14を冷却しつつ、貯留室10に貯留された溶湯Hを前記鋳型ノズル内に流入させることにより、鋳型ノズル14内の溶湯Hを冷却固化して、溶湯Hから荒引線Wを鋳造する鋳造工程と、鋳造された荒引線Wを鋳型ノズル14から引き出す引き出し工程と、を具備した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下側に外筒底を有した坩堝外筒と、該坩堝外筒の内側に配設されかつ下側に内筒底を有した坩堝内筒とを備えてなる二重構造坩堝を用い、前記坩堝内筒に供給された金属又は合金からなる原料を溶解することにより、溶解状態の前記原料を溶湯として、前記内筒底に貫通して形成された複数の微細孔を通過させて、前記外筒底と前記内筒底との間に区画された貯留室に貯留する貯留工程と、 前記坩堝外筒の前記外筒底に前記貯留室に連通するように設けられかつ上下方向へ延びたパイプ状の鋳型ノズルを冷却しつつ、前記貯留工程において前記貯留室に貯留された前記溶湯を前記鋳型ノズル内に流入させることにより、前記鋳型ノズル内の前記溶湯を冷却固化して、前記溶湯から荒引線を鋳造する鋳造工程と、 前記鋳造工程において鋳造された前記荒引線を前記鋳型ノズルから引き出す引き出し工程と、 を具備したことを特徴とする荒引線の製造方法。
IPC (3件):
B22D 11/00 ,  B22D 11/041 ,  B22D 11/119
FI (5件):
B22D11/00 G ,  B22D11/00 E ,  B22D11/00 F ,  B22D11/041 D ,  B22D11/119
Fターム (5件):
4E004MB20 ,  4E004NA02 ,  4E004NB06 ,  4E004NC07 ,  4E004NC08
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (20件)
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