特許
J-GLOBAL ID:200903010066902596

血液透析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 謙二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-267885
公開番号(公開出願番号):特開2004-105226
出願日: 2002年09月13日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】十分な回路洗浄性と空気排除性を維持しながら、同時に血液透析開始時のプライミング液を確実に清浄な状態に保持した自動プライミング装置を提供すること。【解決手段】動脈血回路2の上流端と静脈血回路3の下流端を連結して血液循環回路が形成され、透析液注入回路7を通して系外から透析液を透析液流通回路6に注入して透析器1の中空糸膜を介して透析液側から血液側に透析液を流入させ、該流入した透析液を前記血液ポンプ14で血液循環回路中を循環させながら、余剰の流入透析液を滞留液系外排出回路5から溢流させ、予め定められた液量だけ血液循環回路を循環した後に透析液注入回路7からの透析液の流入を停止し、代わりに輸液注入回路4から輸液を注入して血液循環回路内の滞留透析液を滞留液系外排出回路5から排出して、血液循環回路内の透析液を輸液注入回路4から注入される輸液に置き換えるように構成されてなる血液透析装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
中空糸膜型血液透析器と、前記透析器の中空糸膜内側を流通させるようにして血液回路の流入側に接続された動脈血回路、及び流出側に接続された静脈血回路と、前記動脈血回路の途中に接続された輸液注入回路と、前記輸液注入回路と前記動脈血回路の接合点から前記透析器の間に設置された血液ポンプと、前記静脈血回路の途中から分岐された滞留液系外排出回路と、前記透析器内の中空糸膜外側を透析液が流通するようになした実質的に密閉循環回路を形成した透析液流通回路と、前記透析液流通回路途中に系外から新しい透析液を供給する透析液注入回路で構成されてなり、かつ、前記動脈血回路の上流端と前記静脈血回路の下流端を連結して血液循環回路が形成され、前記透析液注入回路を通して系外から透析液を前記透析液流通回路に注入して前記透析器の中空糸膜を介して透析液側から血液側に透析液を流入させ、該流入した透析液を前記血液ポンプで前記血液循環回路中を循環させながら、余剰の流入透析液を前記滞留液系外排出回路から溢流させ、予め定められた液量だけ前記血液循環回路を循環した後に透析液注入回路からの透析液の流入を停止し、代わりに前記輸液注入回路から輸液を注入して前記血液循環回路内の滞留透析液を前記滞留液系外排出回路から排出して、血液循環回路内の透析液を前記輸液注入回路から注入される輸液に置き換えるように構成されてなることを特徴とする血液透析装置。
IPC (1件):
A61M1/14
FI (1件):
A61M1/14 560
Fターム (5件):
4C077AA05 ,  4C077BB01 ,  4C077EE02 ,  4C077GG02 ,  4C077KK25
引用特許:
審査官引用 (12件)
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