特許
J-GLOBAL ID:200903010879648700

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星野 裕司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-048581
公開番号(公開出願番号):特開2007-226643
出願日: 2006年02月24日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】計算機に負荷をかけないよう比較的単純な処理によって精度の高い動きデータを算出すること。【解決手段】基準画像と比較画像の多重解像度画像を作成し、解像度の低い画像に対しては、まず全範囲マッチングを行って、画像間の2次元のずれを検出し、解像度の比較的高い画像に対しては、ブロックマッチングによって、ブロックごとのずれを検出する。また、最低解像度から順に高解像度に対して、前段階で求めた動きデータを初期値として用いて、その動きデータをより高解像度の画像によって補正することによって、精度の高いものにしていく。【選択図】図1
請求項(抜粋):
撮像した複数の画像を入力する画像データ入力手段と、 前記入力された画像をもとに当該画像の特定範囲の縮小画像を作成する検出用画像生成手段と、 前記縮小画像を用いて作成された所定の解像度レベルまでの多重解像度画像データを夫々基準画像か又は比較画像かを識別可能に保存する多重解像度画像データ保存手段と、 前記多重解像度画像データのうち、基準画像について画像のコーナまたはエッジをもとに一または二以上の特徴点座標を抽出する画像特徴点群抽出手段と、 前記多重解像度画像データを用いて、基準画像と比較画像間の動きデータを算出する動きデータ演算手段と、を具備し、 前記動きデータ演算手段は、 最低解像度Lから特定解像度M(M≦L)までの基準画像と比較画像に対して、基準画像上の座標と比較画像上の座標とを引数とする第一のエネルギー関数を定義し、基準画像の所定範囲の全画像座標に対してマッチング処理を実行して前記第一のエネルギー関数をもとに動きデータを算出する2次元全範囲マッチング処理部と、 特定解像度Mよりも解像度レベルの高い画像データに対しては、入力された動きデータを初期値として、前記特徴点群抽出手段で抽出された基準画像上の特徴点座標を引数として、第ニのエネルギー関数に基づいてブロックマッチング処理を実行し、このブロックマッチングのエネルギーまたは特徴点の強さをもとに定められた信頼度と、基準画像の特徴点間の動きデータまたは当該動きデータによる座標をもとに定められた相関度とを用いて基準画像と比較画像間の動きデータを算出する解像度別動きデータ算出部と、を備え、 前記2次元全範囲マッチング処理部で算出された解像度Mの画像データに対する動きデータを前記解像度別動きデータ算出部へ入力する動きデータの初期値情報として使用し、解像度Mよりもさらに解像度の高い解像度M-1の画像データに対する動きデータを計算し、当該動きデータを前記解像度別動きデータ算出部へ入力する動きデータの初期値情報として使用して、さらに解像度の高い画像データに対する動きデータを算出するという処理を所定回数または所定条件成立まで繰り返すことによって動きデータを算出することを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
G06T 7/20 ,  G06T 1/00
FI (2件):
G06T7/20 B ,  G06T1/00 280
Fターム (22件):
5B057BA02 ,  5B057CA01 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB01 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CD02 ,  5B057CD03 ,  5B057CD05 ,  5B057CE03 ,  5B057CE08 ,  5B057DA16 ,  5L096CA04 ,  5L096EA03 ,  5L096EA14 ,  5L096HA04 ,  5L096JA03 ,  5L096JA13 ,  5L096MA03
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (2件)

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