特許
J-GLOBAL ID:200903011185281865
芳香族ポリカーボネート樹脂組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-153182
公開番号(公開出願番号):特開2001-329157
出願日: 2000年05月24日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】【課題】耐候性および耐熱性の改良され、光ディスク、シート、自動車関連部品、OA機器、家電部品等の各種成型品の成形材料等に好適な樹脂組成物を提供する。【解決手段】 芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸結合を導入し得る化合物との反応により製造される、粘度平均分子量12000〜40000のポリカーボネートであって、特定の環状オリゴマーの含有量が1000ppm以下であり、かつ、該環状オリゴマーのオリゴマー総含有量に対する割合が特定の関係式を満たす芳香族ポリカーボネート100重量部に、紫外線吸収剤およびヒンダードアミン系安定剤から選ばれる少なくとも1種の耐候性改良剤を0.001〜5重量部配合することを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂組成物。
請求項(抜粋):
芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸結合を導入し得る化合物との反応により製造される、粘度平均分子量12000〜40000のポリカーボネートであって、式(I)で表される環状オリゴマーの含有量が1000ppm以下であり、かつ、式(I)、式(II)及び式(III)で表されるオリゴマーの総量に対する割合が関係式(1)を満たす芳香族ポリカーボネート100重量部に、紫外線吸収剤およびヒンダードアミン系安定剤から選ばれる少なくとも1種の耐候性改良剤を0.001〜5重量部配合することを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂組成物。【化1】(式(I)中、Bは1〜15の炭素数を有するハロゲン置換されてもよい炭化水素基、O、S、CO、SO及びSO2より選ばれる2価の基である。Xはハロゲン原子、炭素数1〜14の脂肪族基もしくは置換脂肪族基、炭素数6〜18の芳香族基もしくは置換芳香族基、炭素数1〜8のオキシアルキル基および炭素数6〜18のオキシアリール基から選ばれる1価の基を示す。mは2〜8の整数、pは0〜4の整数であり、sは0または1である。また、X及びpはそれぞれ同一または異なるものであってもよい。)【化2】(式(II)中、A、A’はそれぞれ同一または異なるものであって、炭素数1〜18の脂肪族基、置換脂肪族基、芳香族基、又は置換芳香族基を示す。nは1〜7の整数、B、X、p及びsは式(I)と同じ定義である。)【化3】(式(III)中、A”は炭素数1〜18の脂肪族基、置換脂肪族基、芳香族基、又は置換芳香族基を示す。n’は1〜7の整数、B、X、p及びsは式(I)と同じ定義である。)【数1】(式(1)中、 [I],[II],[III]はそれぞれ各式に対応するオリゴマーの含有量を表し、Mvは芳香族ポリカーボネートの粘度平均分子量を表す。)
IPC (7件):
C08L 69/00
, C08K 5/11
, C08K 5/13
, C08K 5/3475
, C08K 5/3492
, C08K 5/357
, G02B 1/04
FI (7件):
C08L 69/00
, C08K 5/11
, C08K 5/13
, C08K 5/3475
, C08K 5/3492
, C08K 5/357
, G02B 1/04
Fターム (30件):
4J002CG001
, 4J002CG011
, 4J002CG021
, 4J002CG031
, 4J002CH052
, 4J002DE096
, 4J002DE106
, 4J002DE136
, 4J002EE036
, 4J002EH096
, 4J002EJ047
, 4J002EJ067
, 4J002EP027
, 4J002EU076
, 4J002EU086
, 4J002EU176
, 4J002EU186
, 4J002EU197
, 4J002EU236
, 4J002EV097
, 4J002EW127
, 4J002FD032
, 4J002FD036
, 4J002FD052
, 4J002FD056
, 4J002GM00
, 4J002GN00
, 4J002GP00
, 4J002GQ00
, 4J002GS02
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (14件)
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