特許
J-GLOBAL ID:200903011751241515
衛星信号判定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小山 尚人
, 下田 昭
, 赤尾 謙一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-258233
公開番号(公開出願番号):特開2008-076319
出願日: 2006年09月25日
公開日(公表日): 2008年04月03日
要約:
【課題】衛星航法システムにおいて、それぞれ同一の情報を含む2周波の信号が同一衛星から同時に出力される場合に、当該2周波の信号がどの衛星から発せられたかの判定を、正確、簡易に、かつ効率よく行うようにする。【解決手段】 各チャンネルにおいて、次のような処理を行う。受信装置6では、L1信号のPNコードと所望する衛星のPNコードとの相関値を計算し、当該相関値のピークが第1閾値を越えたか否かによりL1信号が所望する衛星のものであるか否かを判定する。所望する衛星のものと判定したときは、L1信号判定部11では、所望する衛星の所望する以外の衛星のキャリア周波数の比較及び信号レベルの比較により、L1信号が所望する衛星のものか否か判定する。この判定を前提として、L2信号判定部12では、受信信号の送信時刻によりL2信号が所望する衛星のものか否か判定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
互いに帯域が異なり同一時刻に送信されスペクトラム拡散方式により位相変調された第1信号及び第2信号を受信信号として各衛星から受信する受信装置と、
前記第1信号のPNコードと所望の衛星のPNコードとの相関値を計算し、当該相関値のピークが第1閾値を越えたか否かにより当該第1信号が所望の衛星のものであるか否かを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段により前記第1信号が前記所望の衛星のものであると判定したときは、当該所望の衛星から受信したキャリア周波数と所望以外の衛星から受信したキャリア周波数との差が第2閾値より大きいか否かにより当該所望の衛星と当該所望以外の衛星とから前記第1信号を受信して、相互相関しているか否かを判定する第2判定手段と、
前記第2判定手段により前記所望の衛星から受信したキャリア周波数と前記所望以外の衛星から受信したキャリア周波数との差が前記第2閾値以下であるときは、当該所望の衛星からの受信信号の信号レベルと当該所望以外の衛星からの受信信号の信号レベルとの差が第3閾値より小さいか否かにより当該所望の衛星と当該所望以外の衛星とから前記第1信号を受信しているのか否かを判定する第3判定手段と、
前記第2及び第3判定手段により前記所望の衛星と前記所望以外の衛星とから前記第1信号を受信していると判定したときは、当該判定がされた衛星の前記第1信号の送信時刻と前記第2信号の送信時刻との差が第4閾値より小さいか否かにより前記第1信号を受信していると判定された衛星から前記第2信号も受信しているのか否かを判定する第4判定手段と、
を備えている衛星信号判定装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
5J062AA09
, 5J062CC07
, 5J062DD03
, 5J062DD05
, 5J062DD14
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
航法衛星システム受信機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-206492
出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (6件)
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