特許
J-GLOBAL ID:200903012103355625

二輪車用のタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203380
公開番号(公開出願番号):特開平10-081111
出願日: 1997年07月29日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 乗物の快適性や安定性、路面保持力及びドライバの疲労を改善する特に、オートバイ用のタイヤを提供すること。【解決手段】 特に、オートバイの前輪に取り付けられた、横断曲率が大きいタイヤ1であって、半径方向外層9a内に、該タイヤの赤道面X-Xに関して略0角度で巻かれたコード7を軸方向に横に並べて配置して形成された、複数の周方向コイル7aを含むベルト構造体6を備えるタイヤにおいて、トレッドパターンのピッチpに等しい長さと、トレッドバンド8の軸方向伸長幅に等しい幅とを有するトレッドバンド8の一部分に形成されたゴムブロックにより占められる面積が、該部分の総面積の70%乃至90%の範囲にある。かかるタイヤ1は、シミー効果を著しく軽減すると共に、ウエット保持力を良好にし、また、ブレーキ距離を短くし、更に、ウエット路面におけるアクアプレーン現象を軽減するという利点がある。
請求項(抜粋):
曲率比が0.3以下でない、二輪車用のタイヤであって、中央クラウン部分(16)と、対応する取り付けリムに固定し得るように一対のビード(15)にて終端となる2つのサイドウォールとが設けられた、横断方向曲率の大きい円環状形態のカーカス構造体(2)と、周方向に延伸不能であり、該カーカス構造体(2)の周りで同軸状に伸長したベルト構造体(6)と、該ベルトカーカス(6)の周りで同軸状に伸長したトレッドバンド(8)であって、タイヤの走行方向に対して略直角の方向に沿って伸長する複数の溝(11)の間に画成された複数のゴムブロック(10)を備え、該溝(11)が、底部(12)を備え、該底部(12)が、該底部に対し略垂直に伸長する、対向した入口サイドウォール(13)と、出口サイドウォール(14)とに接続された、前記トレッドバンドとを備える、前記タイヤにして、a)前記ベルト構造体(6)が、タイヤの赤道面(X-X)に関して略0角度にて巻かれたコード(7)を横に並ぶように軸方向に配置して形成された複数の周方向コイル(7a)を含む少なくとも1つの半径方向外層(9a)を備え、b)トレッドパターンのピッチ(p)に等しい長さと、トレッドバンド(8)の軸方向伸長幅に等しい幅とを有するトレッドバンド(8)の一部にて前記ゴムブロック(10)により占められる前記面積が、前記部分の総面積の70%乃至90%の範囲にあることを特徴とするタイヤ。
IPC (7件):
B60C 11/03 ,  B60C 9/22 ,  B60C 11/00 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/13 ,  B60C 11/113 ,  B60C 11/11
FI (8件):
B60C 11/03 A ,  B60C 9/22 A ,  B60C 11/00 F ,  B60C 11/11 F ,  B60C 11/11 A ,  B60C 11/04 F ,  B60C 11/04 H ,  B60C 11/08 D
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (10件)
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