特許
J-GLOBAL ID:200903012326786296

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-024209
公開番号(公開出願番号):特開2003-222186
出願日: 2002年01月31日
公開日(公表日): 2003年08月08日
要約:
【要約】【課題】 本発明は微小振動に対する制振制御を抑制することを課題とする。【解決手段】 制振装置11は、構造物12の屋上に設置された動吸振器13が制御装置14からの制御信号により制振動作して構造物12の水平方向(X方向)の振動を制振する。制御装置14は、制御ゲインをゼロより大きい値に変更された後に所定時間が経過するまでの構造物12の振動状態の積算値が所定値未満であるときは、付加質量16を駆動させる制御系の制御ゲインをゼロに設定する。これにより、構造物12の振動状態が極めて小さい2次振動以上の場合には制御ゲインをゼロにして制振動作を停止させて、構造物12を加振してしまうことを防止すると共に、体感できない程度の小さい振動を制振させるのにモータ18を駆動させると、動作音が気になるといった問題も解消することが可能になる。
請求項(抜粋):
構造物の振動状態を検出する振動状態検出用センサと、該振動状態検出用センサからの検出値に制御ゲインを乗じた値に基づいて制御量を演算する演算手段と、該演算手段からの制御量に応じて駆動されるアクチュエータと、該アクチュエータに駆動されて前記構造物の振動を制振する付加質量と、を備えてなる制振装置において、前記振動状態検出用センサから得られる信号が所定レベル以上のとき、前記制御ゲインをゼロより大きい値の通常ゲインに変更する通常ゲイン設定手段と、前記通常ゲイン設定手段により前記ゲインが通常ゲインに設定された後に所定時間の前記振動状態検出手段から得られる信号の積算値が所定値未満の時に前記制御ゲインをゼロに設定するゼロゲイン設定手段と、を備えてなることを特徴とする制振装置。
Fターム (6件):
3J048AA02 ,  3J048AB01 ,  3J048AB07 ,  3J048AD07 ,  3J048BF12 ,  3J048CB18
引用特許:
審査官引用 (7件)
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