特許
J-GLOBAL ID:200903012831018953

凝集沈殿処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 木戸 一彦 ,  木戸 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-099342
公開番号(公開出願番号):特開2005-279516
出願日: 2004年03月30日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】 微粒砂のような沈降促進材を確実に分離することができ、沈降促進材の系外への流出を防止して沈降促進材の略全量を循環させることが可能で、設備費や維持管理費を大幅に削減することができる凝集沈殿処理装置を提供する。【解決手段】 原水に凝集剤及び微粒砂(沈降促進材)を添加して沈降促進材含有フロックを形成することにより原水中の懸濁成分を急速に沈降分離させる沈殿処理装置において、フロック分離手段20で沈殿分離した微粒砂含有フロックを微粒砂と汚泥とに分解してから螺旋状の流路を有する沈降促進材分離手段30の沈降促進材分離室31に導入し、微粒砂を下方の沈降促進材貯留部32に沈降分離してフロック形成手段10に循環させるとともに、微粒砂を分離した後の汚泥を含む流体を上部のオーバーフロー室35から外部に抜き出す。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原水に凝集剤及び不溶性微粒子からなる沈降促進材を添加混合して沈降促進材含有フロックを形成するためのフロック形成手段と、該フロック形成手段で生成した沈降促進材含有フロックを沈殿分離させて処理水を得るためのフロック分離手段と、該フロック分離手段で沈殿分離した沈降促進材含有フロックを含む流体を移送する搬送手段と、該搬送手段で搬送された流体中の沈降促進材含有フロックから前記沈降促進材を分離して前記フロック形成手段に循環させる沈降促進材分離手段とを備えた凝集沈殿処理装置において、前記沈降促進材分離手段は、水平断面が円形状の沈降促進材分離部と、該沈降促進材分離部の下方に連設した沈降促進材貯留部とを備え、前記沈降促進材分離部は、前記搬送手段により移送された流体が流入する外周側の流入室と、該流入室の下流から沈降促進材分離部の中心方向に向かう螺旋状の流路で形成された沈降促進材分離室と、該沈降促進材分離室の下流で沈降促進材分離部の中心から上方に延出したオーバーフロー室とを有し、前記流入室は、天板、底板及び一対の側板によって区画された流路の流路断面積が上流側よりも下流側が大きく形成され、前記沈降促進材分離室は、天板、底板及び一対の側板によって区画された螺旋流路の底板に沈降促進材含有フロックから分離した沈降促進材を下方の前記沈降促進材貯留部に沈降させる通孔を有し、前記オーバーフロー室は、前記流入室及び沈降促進材分離室より上方に、沈降促進材含有フロックから分離した汚泥を含む流体を抜き出す汚泥抜出経路を有し、前記沈降促進材貯留部は、該貯留部内に沈降した沈降促進材を抜き出す沈降促進材抜取手段を備えるとともに、前記搬送手段から流入室に至る間に、流体中の沈降促進材含有フロックを沈降促進材と汚泥とに分解するフロック分解手段が設けられていることを特徴とする凝集沈殿処理装置。
IPC (5件):
B01D21/02 ,  B01D21/01 ,  B01D21/08 ,  B01D21/24 ,  B01D21/30
FI (5件):
B01D21/02 E ,  B01D21/01 D ,  B01D21/08 B ,  B01D21/24 D ,  B01D21/30 E
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第2634230号公報
  • 凝集沈澱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-135775   出願人:オルガノ株式会社
審査官引用 (10件)
  • 特開平1-270912
  • 沈砂分離貯留ホッパ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-354610   出願人:前澤工業株式会社
  • 凝集沈澱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-135775   出願人:オルガノ株式会社
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