特許
J-GLOBAL ID:200903013248789964

燃料電池システムの水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-364244
公開番号(公開出願番号):特開2005-129381
出願日: 2003年10月24日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】長寿命のイオン除去装置が得られる燃料電池システムの水処理装置を提供する。【解決手段】イオン除去装置21は、前流側の筒26と後流側の筒27で構成される。前流側の筒26の内部空間には、その上下に多孔質板30a、30bが配置され、多孔質板30a、30bの間にはイオン交換樹脂31aが充填されている。一方、後流側の筒27の内部空間にも、同様な構成でその上下に多孔質板30c、30dが、その間にはイオン交換樹脂31bが充填されている。多孔質板30a、30b、30c、30dは、穴(記載せず)が全面に渡って多数開いており、その1枚にほぼ全面に設けられている穴の総断面積は、水流入部28および水流出部29の水通過最小断面積の0.5〜6倍である。多孔質板に設けられている穴の総断面積が適度であるため、イオン水がイオン交換樹脂を均一に流れてその全部が有効に利用されて、長寿命のイオン除去装置21が得られる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
イオン水を貯水する凝縮水タンクと、前記凝縮水タンクから供給されるイオン水を脱イオンするイオン除去装置および水ポンプと、前記イオン除去装置から供給される脱イオン水を貯水する純水タンクと、前記純水タンクから供給される脱イオン水により水素を主成分とする改質ガスを生成する改質ガス供給部と、前記改質ガス供給部で生成する改質ガス中の水素により発電を行う燃料電池を、少なくとも有した燃料電池システムにおいて、前記イオン除去装置は、端部に水流入部および水流出部を有する筒と、前記筒の内部空間両端に配置される多孔質板の間に充填された粒状のイオン交換樹脂を少なくとも有した構造体であり、前記多孔質板の1枚にほぼ全面に設けられている多数の貫通穴の総断面積が、前記水流入部および水流出部の水通過最小部断面積に対して0.5〜6倍の比率であるとした燃料電池システムの水処理装置。
IPC (2件):
H01M8/04 ,  H01M8/06
FI (2件):
H01M8/04 N ,  H01M8/06 W
Fターム (5件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027CC06
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (14件)
全件表示

前のページに戻る