特許
J-GLOBAL ID:200903013265211275
自動変速機のドラムクラッチ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
杉村 興作
, 徳永 博
, 岩佐 義幸
, 藤谷 史朗
, 来間 清志
, 冨田 和幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-214435
公開番号(公開出願番号):特開2007-032636
出願日: 2005年07月25日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】遠心キャンセル室の最外径位置がクラッチピストンのシリンダ室の最外径位置よりも外側に設けられたドラムクラッチに関して、燃費の悪化を招くことなく、遠心キャンセルプレートの強度を確保する。【解決手段】ドラム120の内側に摺動可能に保持され底部121との間にシリンダ室R1を形成するクラッチピストン130と、このピストンに凹部を形成して当該凹部の内側にシリンダ室R1の最外径位置よりも最外径が外側になる遠心キャンセル室R2を形成してなる遠心キャンセルプレート140とを備え、ピストンとキャンセルプレートとの間に、一端が第一受圧面132の背面に着座して同心円状に配置される複数のスプリング151と、その背面がキャンセルプレートに合わさる環状のスプリングリテーナ152とを設け、キャンセルプレートに、遠心キャンセル室R2がリテーナの打ち抜きによって形成されたかしめ孔3に整列して遠心キャンセル室の外部に通じる貫通孔1,2を形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
底部と当該底部から軸方向に伸びる筒状部とを有し、回転メンバに連結するクラッチドラムと、
このクラッチドラムの筒状部内側面に対向配置される外側面を有して他の回転メンバに繋がるクラッチハブと、
このクラッチハブの外側面と前記クラッチドラムの筒状部内側面との間に配した摩擦要素と、
前記クラッチドラムの内側に摺動可能に配置され、当該クラッチドラムの前記底部との間にシリンダ室を形成するクラッチピストンと、
前記クラッチピストンとの間に前記シリンダ室の底部とは軸方向反対側で、かつ前記シリンダ室の最外径位置よりも最外径位置が外側になる遠心キャンセル室を形成する遠心キャンセルプレートと、
前記遠心キャンセルプレートと前記クラッチピストンとの間に配置され、一端側が前記クラッチピストンと当接し、他端側は前記遠心キャンセルプレートに設けられた座部に着座し、前記クラッチピストンを前記シリンダ室方向へ付勢する複数のリターンスプリングと、
を備えた自動変速機のドラムクラッチにおいて、
前記座部は、前記リターンスプリングの軸中心に対応する位置に、前記遠心キャンセル室の内部と外部とを連通する貫通孔を有し、該貫通孔から前記遠心キャンセル室内部の油を外部へ排出するようにしたこと、
を特徴とする自動変速機のドラムクラッチ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
3J057AA04
, 3J057BB04
, 3J057CA03
, 3J057CA09
, 3J057DA01
, 3J057DC05
, 3J057GA49
, 3J057GD14
, 3J057HH01
, 3J057HH07
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特開平2-296072号公報
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クラッチ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-216022
出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
審査官引用 (8件)
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多重クラッチ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-297319
出願人:マンネスマンザックスアクチエンゲゼルシャフト
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クラッチ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-216022
出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
-
多板クラッチ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-292608
出願人:ユニプレス株式会社
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