特許
J-GLOBAL ID:200903013500514116
バーハンドル車両用ブレーキ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-297896
公開番号(公開出願番号):特開2000-128057
出願日: 1998年10月20日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 液圧式ブレーキと機械式ブレーキとを連動して作動する際に、ブレーキ操作子からの入力荷重を、両ブレーキへの出力荷重として配分しながら、液圧式ブレーキと機械式ブレーキのそれぞれに、バーハンドル車両の車体条件や性能,使用目的に合った好ましい制動力を得る。【解決手段】 マスタシリンダユニット7に、作動力変換手段60として第1回動レバー61とノッカー62を設け、出力分配手段70として第2回動レバー71とイコライザレバー72を設ける。第1,第2回動レバー61,71とノッカー62とを固定支点にて枢支し、第2回動レバー71の他端とイコライザレバー72の一端を浮動支点に枢支する。ノッカー62のピストン押動部を、液圧マスタシリンダ40のピストンの外端に当接し、イコライザレバー72に牽引側連繋手段20と従動側連繋手段21を接続する。
請求項(抜粋):
バーハンドル車両の前輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれか一方を、第1ブレーキ操作子の操作で単独系ブレーキ用連繋手段を牽引して、液圧マスタシリンダに発生した液圧で作動する液圧式ブレーキとなし、他方を第2ブレーキ操作子の操作で連動系ブレーキ用連繋手段を牽引して作動する機械式ブレーキとなすと共に、前記液圧マスタシリンダに、前記第1ブレーキ操作子の入力荷重を液圧マスタシリンダの液圧力に変換する作動力変換手段と、前記第2ブレーキ操作子の入力荷重を、前記液圧マスタシリンダの液圧力と前記機械式ブレーキの作動力とに分配する出力分配手段とを組合わせして、これら液圧マスタシリンダと作動力変換手段と出力分配手段とでマスタシリンダユニットを構成し、前記作動力変換手段に、前記第1ブレーキ操作子と単独系ブレーキ用連繋手段にて接続され、該第1ブレーキ操作子の操作にて固定支点回りに回動する第1回動レバーと、該第1回動レバーの押動にて、前記固定支点回りに前記液圧マスタシリンダのシリンダ孔開口部方向へ回動し、該液圧マスタシリンダのピストンをピストン押動部にてシリンダ孔内に押動するノッカーとを設け、前記連動系ブレーキ用連繋手段を、前記第2ブレーキ操作子につながれる牽引側連繋手段と、前記機械式ブレーキにつながれる従動側連繋手段とに分断して、これら牽引側連繋手段と従動側連繋手段との間に前記出力分配手段を介装し、該出力分配手段に、中間部を前記固定支点に枢支され、その一端にて前記液圧マスタシリンダのピストンを前記ノッカーを介して押動する第2回動レバーと、該第2回動レバーの他端に、一端を浮動支点にて枢支して揺動可能に支持されるイコライザレバーとを設けると共に、該イコライザレバーに、前記連動系ブレーキ用連繋手段の牽引側連繋手段と従動側連繋手段とを接続したことを特徴とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
3D047AA01
, 3D047BB41
, 3D047BB48
, 3D047CC04
, 3D047CC05
, 3D047CC08
, 3D047FF03
, 3D047FF23
, 3D047GG03
引用特許:
前のページに戻る