特許
J-GLOBAL ID:200903014575242207

凝集沈殿処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-187606
公開番号(公開出願番号):特開2002-001011
出願日: 2000年06月22日
公開日(公表日): 2002年01月08日
要約:
【要約】【課題】 コストが安価で、機構上も制御上も簡単でかつ安定・確実な運用を長期間に渡って行うことができる凝集沈殿処理装置を提供する。【解決手段】 槽上部から処理水排出ゾーン21、接触材集積ゾーン22、フロックブランケットゾーン23、被処理水導入ゾーン24、汚泥貯留ゾーン25を備え、凝集剤を添加した被処理水を被処理水導入ゾーン24から処理水排出ゾーン21まで上向通水させながら、接触材集積ゾーン内で接触材により凝集粗大化させ、接触材が通過できない目開きの隔板により下部のゾーンでフロックブランケットを形成させ、かつフロックブランケットの界面が上昇したときは過剰分を上下方向の連通管を通して汚泥貯留ゾーンに流下させるようにした。
請求項(抜粋):
槽内の上部から順に処理水排出ゾーン、接触材集積ゾーン、フロックブランケットゾーン、被処理水導入ゾーン、及び槽下部の汚泥貯留ゾーンを備え、被処理水導入ゾーンから被処理水を処理水排出ゾーンまで上向通水させながら、空隙率の大きい接触材を多数ランダムに集積した前記接触材集積ゾーン内で前記上向流に含まれる凝集剤と懸濁物が結合した凝集フロックを上向流に抗し沈降するように粗大化させ、粗大化したフロックを前記槽下部の汚泥貯留ゾーンに堆積させて適時槽外に抜き出す凝集沈殿処理装置であって、前記接触材集積ゾーンは接触材が通過できない目開きの隔板により下部のフロックブランケットゾーンと区画して形成させると共に、前記フロックブランケットゾーンは接触材集積ゾーンから沈降する粗大化した凝集フロックの通過は阻止するが粗大化していない凝集フロックを含む被処理水の通過は許す多孔性隔板により下部の被処理水導入ゾーンと区画して形成させ、かつ該隔板上に形成されたフロックブランケットの高さが予め定めた値を越えて過剰となる場合に該過剰分を汚泥貯留ゾーンに流下させる上下方向の連通管を該多孔性隔板を貫通して設けたことを特徴とする凝集沈殿処理装置。
IPC (5件):
B01D 21/08 ,  B01D 21/01 ,  B01D 21/02 ,  B01D 21/24 ,  C02F 1/52 ZAB
FI (7件):
B01D 21/08 C ,  B01D 21/08 B ,  B01D 21/01 A ,  B01D 21/02 R ,  B01D 21/02 S ,  B01D 21/24 T ,  C02F 1/52 ZAB Z
Fターム (8件):
4D062BA29 ,  4D062BB05 ,  4D062CA14 ,  4D062DA04 ,  4D062DA05 ,  4D062EA03 ,  4D062EA06 ,  4D062EA32
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-284604
  • 特公昭42-025986
  • 特開昭58-189008
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