特許
J-GLOBAL ID:200903015349954691

電磁バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 脩 ,  冨田 一総
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-373239
公開番号(公開出願番号):特開2006-177491
出願日: 2004年12月24日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
【課題】 スプールおよび可動子の移動による中間室の体積変化により、中間室内に異物が侵入するのを防止して異物による可動子およびスプールのロックを防止することを目的とする。【解決手段】中空室を構成する弁孔開口端室72では、体積が減少すると、弁孔開口端室72から押し出された作動油は、凹溝73に流入し、弁孔開口端室72から凹溝73に流入した流量の作動油は外部に排出される。逆に、弁孔開口端室72の体積が増加すると、凹溝73から弁孔開口端室72に作動油が流入し、凹溝73から弁孔開口端室72に流入した分の作動油は外部から凹溝73に供給される。この結果、可動子17およびスプール20が移動して弁孔開口端室72の体積が変化したとき、凹溝73から弁孔開口端室72に体積変化分の作動油が供給され、外部の作動油は凹溝73に流入するだけで、直接弁孔開口端室72に流入しないため、異物が弁孔開口端室72することを防止して異物によるスプールのロックを防止できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
電磁コイルにより励磁される固定子を弁スリーブに固定し、該固定子が電磁コイルにより励磁されるとスプリング力に抗して吸引されて移動される可動子を前記固定子に設けられた軸孔に移動可能に遊嵌し、スプールを前記弁スリーブに設けられた弁孔に摺動可能に嵌合し、前記スプールの端面に突設されたバルブ軸を前記弁孔から前記軸孔内に延在して前記可動子に当接し、前記軸孔と前記弁孔との間に中間室を形成し、前記弁スリーブをバルブボディに嵌着し、前記可動子による前記スプールの軸線方向移動により前記スプールに設けられた各ランドが前記弁孔に設けられ前記バルブボディに形成された連通路に連通する各ポートの開度を制御する電磁バルブにおいて、 前記可動子とスプールの移動による前記中間室内の体積の変化を吸収可能な体積を有する凹溝を前記バルブボディと前記弁スリーブの間に該弁スリーブを円周方向に包囲して刻設し、前記凹溝の一端が前記中間室に開口する通路と連通し、他端が外部に開口する通路と連通したことを特徴とする電磁バルブ。
IPC (1件):
F16K 31/06
FI (2件):
F16K31/06 305L ,  F16K31/06 305Z
Fターム (14件):
3H106DA03 ,  3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB22 ,  3H106DB32 ,  3H106DC09 ,  3H106DC18 ,  3H106DD05 ,  3H106EE17 ,  3H106EE42 ,  3H106GA03 ,  3H106GB02 ,  3H106KK17
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平3-117178号公報(第3頁から第5頁、第1図)
審査官引用 (7件)
  • ソレノイドバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-310898   出願人:株式会社デンソー
  • 電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-310149   出願人:豊田工機株式会社
  • ソレノイドバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-042169   出願人:株式会社デンソー
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