特許
J-GLOBAL ID:200903015470680787

プラズマディスプレイの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107912
公開番号(公開出願番号):特開平10-301528
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 複数の電極の各交差部にセルが形成されたプラズマディスプレイの駆動方法においては、残留壁電荷によって全面書込放電が確実に行われない場合が生じ、発光効率も低い等の課題があった。【解決手段】 互いに隣接した第1および第2の電極X、Y1〜Yn間に電荷均一化の第1電圧のパルスVpを印加する前に、この第1電圧のパルスと逆極性で該第1電圧のパルスよりも低く、放電維持の第4電圧よりも高い第5電圧のパルスVppを前記第1および第2の電極間に印加するように構成したものである。
請求項(抜粋):
第1および第2の電極が互いに平行に、表示ライン毎に対をなして配置され、その各電極の表面が壁電荷蓄積用の誘電体層で被われた第1基板と、上記第1および第2の電極と離間して交差するように第3の電極が配置された第2基板とを有し、上記第1基板と第2基板との間の空間に放電用のガスが封入され、上記第1および第2の電極と第3の電極との交差部に放電セルが規定されるプラズマディスプレイに対し、互いに隣接した上記第1および第2の電極間に第1電圧のパルスを印加して放電させるリセット工程と、点灯させるセルの上記第1の電極および上記第2の電極のそれぞれに対応する部分にそれぞれ所定量以上で極性が互いに逆の第1および第2の壁電荷を蓄積させるために、上記第2の電極と点灯させるセルに対応した上記第3の電極との間に第2電圧のパルスを印加して放電させる書き込み工程と、上記第1および第2の壁電荷間の第3電圧と、この第3電圧と同一極性で上記第1および第2の電極との間に印加する第4電圧との和が上記第1の電極と上記第2の電極との間における放電開始電圧以上になるセルを点灯させ、放電毎に上記第1および第2の壁電荷の極性が逆になるようにするために、互いに隣接した上記第1および第2の電極間に上記第4電圧のパルスとして交流電圧パルスを印加する放電維持工程とを繰り返し実行するプラズマディスプレイの駆動方法において、上記第1電圧と上記第4電圧との間の電圧を有して上記第1電圧のパルスと逆の極性である第5電圧のパルスを、上記第1電圧のパルスの印加に先だって上記第1および第2の電極間に印加することを特徴とするプラズマディスプレイの駆動方法。
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (5件)
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