特許
J-GLOBAL ID:200903015695815576

音声明瞭度改善装置およびその騒音レベル推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橘 和之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-063248
公開番号(公開出願番号):特開2008-225056
出願日: 2007年03月13日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】騒音レベルが急激に変化したときでも適切な補正ゲインを設定できる「音声明瞭度改善装置およびその騒音レベル推定方法」を提供する。【解決手段】騒音レベルが定常状態のときは平均処理部12により算出される騒音レベルの平均値を現在の推定騒音レベルとして出力するようにスイッチ15を端子a側に切り替え、推定騒音レベルの瞬時値と平均値との差が所定時間以上連続して閾値より大きいことが判定処理部14にて検出されたときは、騒音レベルの瞬時値を現在の推定騒音レベルとして出力するようにスイッチ15を端子b側に切り替えることにより、騒音レベルが急激に変化した場合に、騒音レベル推定部7からゲイン補正部8に出力される推定騒音レベルが平均値から瞬時値へと切り替えられるようにして、騒音レベルが急激に変化したときにおける騒音レベル推定の追従性を向上させることができるようにする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
明瞭度改善対象の音声成分および周囲の騒音成分を含んだ音声信号を音声入力部より入力し、当該音声信号を用いて、上記音声入力部の位置での騒音レベルを算出する騒音レベル算出部と、 上記騒音レベル算出部により算出された騒音レベルの過去の所定時間区間における平均値を演算する平均処理部と、 上記騒音レベル算出部により算出される騒音レベルの瞬時値と上記平均処理部により算出される騒音レベルの平均値とを比較し、その差が所定時間以上連続して閾値より大きいかどうかを判定する判定処理部と、 上記平均処理部により算出された騒音レベルの平均値を推定騒音レベルとして出力し、上記騒音レベルの瞬時値と平均値との差が所定時間以上連続して閾値より大きいと上記判定処理部により判断されたときには上記瞬時値を推定騒音レベルとして出力するように切り替える推定騒音レベル出力部とを備えたことを特徴とする音声明瞭度改善装置。
IPC (3件):
G10L 11/00 ,  G10L 21/02 ,  H03G 3/32
FI (4件):
G10L11/00 101F ,  G10L21/02 301B ,  G10L21/02 302B ,  H03G3/32
Fターム (8件):
5J100JA04 ,  5J100KA05 ,  5J100LA01 ,  5J100LA08 ,  5J100LA10 ,  5J100LA12 ,  5J100QA01 ,  5J100SA06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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