特許
J-GLOBAL ID:200903015738808412

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-198831
公開番号(公開出願番号):特開平11-034640
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 冬期には、車載発熱部品の冷却熱を有効利用して暖房を可能とし、一方、夏期には車載発熱部品の冷却を十分可能とする。【解決手段】 冷凍サイクル20の圧縮機21吐出側に、圧縮機吐出ガス冷媒により冷却水を加熱する水冷媒熱交換器31を設け、サイクル中間圧力の冷媒により車載発熱部品25aを冷却する冷却器25を設ける。空調ダクト2には蒸発器23および温水ヒータコア43を設置する。冷却水回路40には水冷媒熱交換器31と温水ヒータコア43の他に、エンジン41とラジエータ42と電動ポンプ44とを備える。車載発熱部品25aの冷却熱を圧縮機21で汲み上げた後、冷却水に放熱することができ、高外気温時でも、発熱部品を十分冷却できる。
請求項(抜粋):
一端側に空気の吸入口(4、5)を有し、他端側に車室内への吹出口(7、8、9)を有する空調空気通路(2)と、この空調空気通路(2)に設置され、この空調空気通路(2)を通して空気を前記吸入口(4、5)側から前記吹出口(7、8、9)側へ送風する送風機(3)と、冷凍サイクル低圧側の冷媒を吸入、圧縮して吐出する圧縮機(21)と、この圧縮機(21)から吐出されたガス冷媒と冷却水との間で熱交換を行って、この冷却水を加熱する水冷媒熱交換器(31)と、この水冷媒熱交換器(31)を通過した冷媒を外気との間で熱交換して、凝縮する凝縮器(22)と、前記水冷媒熱交換器(31)および前記凝縮器(22)の少なくとも一方で凝縮した高圧の液冷媒を中間圧力まで減圧する高圧側の減圧手段(24)と、前記中間圧力の冷媒を車両搭載の発熱部品(25a)から吸熱して蒸発させ、この発熱部品(25a)を冷却するように構成された冷却器(25)と、この冷却器(25)通過後の中間圧力の冷媒を低圧に減圧する低圧側の減圧手段(28)と、前記空調空気通路(2)に設置され、前記低圧の冷媒を前記空気から吸熱して蒸発させ、前記空気を冷却する蒸発器(23)と、前記空調空気通路(2)において、前記蒸発器(23)の空気下流側に設置され、前記空気を前記冷却水と熱交換して加熱する温水ヒータコア(43)とを備え、さらに、この温水ヒータコア(43)に前記冷却水を循環する冷却水回路(40)に、車両の駆動力を直接または間接的に得るためのエンジン(41)と、前記冷却水を外気との間で熱交換して冷却するラジエータ(42)と、前記冷却水を前記冷却水回路(40)に循環させるポンプ(44)と、前記水冷媒熱交換器(31)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/03 ,  B60H 1/22
FI (2件):
B60H 1/03 Z ,  B60H 1/22
引用特許:
出願人引用 (17件)
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-323436   出願人:日本電装株式会社
  • 空気調和機の電気品箱
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-322933   出願人:三菱電機株式会社
  • 電気自動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-078300   出願人:セイコーエプソン株式会社
全件表示
審査官引用 (20件)
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-323436   出願人:日本電装株式会社
  • 空気調和機の電気品箱
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-322933   出願人:三菱電機株式会社
  • 電気自動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-078300   出願人:セイコーエプソン株式会社
全件表示

前のページに戻る