特許
J-GLOBAL ID:200903015864544595

可変バルブタイミング機構の異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-050849
公開番号(公開出願番号):特開平11-247673
出願日: 1998年03月03日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 状況に応じて適切に可変バルブタイミング機構の異常状態を判断し、適切に対処すること。【解決手段】 可変バルブタイミング機構を駆動している潤滑油の温度THOに応じて温度補正検出時間kTHOを求め(S145)、この潤滑油にオイルポンプにて作用して油圧を発生させているエンジンの回転数NEに応じて回転数補正検出時間kNEを求めて(S150)、これら温度補正検出時間kTHOと回転数補正検出時間kNEとにより異常判定時間kVVTを設定している(S170)。このように、油温THOとともに、更にエンジンの回転数NEも加味して異常判定時間kVVTを設定することにより、油圧に応じた可変バルブタイミング機構の応答性の違いを考慮して、油温THOおよびエンジン回転数NEの広い範囲で適切に可変バルブタイミング機構の異常判定することが可能となる。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動により発生する液圧の供給制御により、該内燃機関の吸気バルブと排気バルブとのバルブオーバーラップ量を、前記内燃機関の運転状態に応じて設定されている目標バルブオーバーラップ量に調整する可変バルブタイミング機構に対する異常検出装置であって、前記液圧の媒体である液体の温度を検出する液温検出手段と、前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、実バルブオーバーラップ量と目標バルブオーバーラップ量との偏差の絶対値が異常偏差判定値より大きい状態が、異常判定時間より長く継続した場合は、異常と判定する異常判定手段と、前記液温検出手段にて検出された前記液体の温度と、前記回転数検出手段にて検出された前記内燃機関の回転数とに応じて、前記異常判定手段における前記異常判定時間を設定する異常判定時間設定手段と、を備えたことを特徴とする可変バルブタイミング機構の異常検出装置。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F01L 1/46 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 41/22 301
FI (5件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 Z ,  F01L 1/46 B ,  F01L 13/00 301 Z ,  F02D 41/22 301 M
引用特許:
審査官引用 (6件)
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