特許
J-GLOBAL ID:200903017074053314

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-068803
公開番号(公開出願番号):特開平10-264646
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 除湿冷房モードと除湿暖房モードとの選択条件を最適化することにより、内気温度や外気温度等から算出される目標吹出温度TAOを作り易くする。【解決手段】 エアコンユニット1のOFF状態からDEF制御に移行するときに、目標吹出温度TAOが、エバポレータ24に吸い込まれる空気の吸込温度Tin以下の低温の場合には、室外熱交換器23を凝縮器として運転し、エバポレータ24を蒸発器として単独運転する除湿冷房モードを選択する。また、目標吹出温度TAOが吸込温度Tinよりも高温の場合には、室外熱交換器23とエバポレータ24とを並列して蒸発器として運転する除湿暖房モードを選択する。それによって、乗員により車室内の除湿が希望されている時に、エバポレータ24に吸い込まれる空気の性質を考慮して除湿モードを選択できるので、電気自動車の車室内に吹き出す空気の目標吹出温度TAOを作り易くなる。
請求項(抜粋):
(a)車室内へ向かって空気を送るためのダクトと、(b)このダクト内において車室内へ送風する送風機と、(c)冷媒圧縮機より吐出された冷媒を、加熱用室内熱交換器、室外熱交換器、減圧手段および冷却用室内熱交換器の順に流して前記冷媒圧縮機に戻す除湿冷房モード用循環回路と、(d)前記冷媒圧縮機より吐出された冷媒を、前記加熱用室内熱交換器、前記減圧手段、前記室外熱交換器または前記冷却用室内熱交換器の順に流して前記冷媒圧縮機に戻す除湿暖房モード用循環回路と、(e)前記除湿冷房モード用循環回路または前記除湿暖房モード用循環回路のいずれかの循環回路に切り替える循環回路切替手段と、(f)車室内の除湿を希望する除湿モード設定手段と、(g)車室内に吹き出す空気の吹出温度を所望の吹出温度に設定する吹出温度設定手段と、(h)内気温度を検出する内気温度検出手段、外気温度を検出する外気温度検出手段、前記吹出温度設定手段で設定された設定吹出温度、前記内気温度検出手段で検出した内気温度、および前記外気温度検出手段で検出した外気温度に基づいて、車室内に吹き出す空気の目標吹出温度を決定する目標吹出温度決定手段、および前記冷却用室内熱交換器に吸い込まれる空気の吸込温度を検出する吸込温度検出手段を有し、前記除湿モード設定手段により車室内の除湿が希望されている時に、前記目標吹出温度決定手段で決定した目標吹出温度が、前記吸込温度検出手段で検出した吸込温度以下の低温の場合は、前記除湿冷房モード用循環回路に切り替えるように前記循環回路切替手段を制御し、前記目標吹出温度決定手段で決定した目標吹出温度が、前記吸込温度検出手段で検出した吸込温度よりも高温の場合は、前記除湿暖房モード用循環回路に切り替えるように前記循環回路切替手段を制御する空調制御装置とを備えた車両用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 624 ,  B60H 1/22 ,  F25B 29/00 401
FI (3件):
B60H 1/32 624 Z ,  B60H 1/22 ,  F25B 29/00 401
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-243343   出願人:日本電装株式会社
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-137841   出願人:株式会社デンソー
  • 空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-226252   出願人:日本電装株式会社
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