特許
J-GLOBAL ID:200903017967848528
感性状態判別方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西浦 ▲嗣▼晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-054004
公開番号(公開出願番号):特開2006-095266
出願日: 2005年02月28日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】特別な計測環境を必要とせずに、人の感性状態を定量的に且つ正確に計測できる感性状態判別方法を提供することにある。【解決手段】 被験者1の脳表層の複数の測定部位における血液中の酸化ヘモグロビン濃度及び/または還元ヘモグロビン濃度を近赤外分光法を利用して時系列的にそれぞれ測定する。そして測定した酸化ヘモグロビン濃度の時間的変化及び/または還元ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータから、順列組み合わせにより選択した複数組の2つの異なるデータに関して、単位時間毎(サンプリング周期毎)に相互相関係数を演算する。そしてこの演算により求めた複数組の2つの異なるデータに関する複数の相互相関係数の時間的変化のパターンを所定の判別法を用いて解析することにより被験者の感性状態を定量的に計測する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
被験者の脳表層の複数の測定部位における血液中の酸化ヘモグロビン濃度及び/または還元ヘモグロビン濃度を、近赤外分光法を利用して時系列的にそれぞれ測定し、
測定した前記酸化ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータ及び/または前記還元ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータに基づいて前記被験者の感性状態を判別する感性状態判別方法であって、
感性に影響を与える複数種類の状況に対応して、前記被験者の前記複数の測定部位毎に測定した前記酸化ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータ及び/または前記還元ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータから、順列組み合わせにより選択した複数組の2つの異なる前記データに関して、単位時間毎に相互相関係数を演算し、演算により求めた前記複数組の2つの異なる前記データに関する複数の相互相関係数の時間的変化のパターンを複数のリファレンスデータとして予め収集するリファレンスデータ収集ステップと、
前記リファレンスデータ収集ステップにより求めた前記複数のリファレンスデータから、所定の判別法により前記被験者の感性状態を判別するのに必要な判定条件を求める判定条件決定ステップと、
所定の状況下にある前記被験者の前記複数の測定部位毎に測定した前記酸化ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータ及び/または前記還元ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータから、順列組み合わせにより選択した複数組の2つの異なる前記データに関して、単位時間毎に相互相関係数を演算し、演算により求めた前記複数組の2つの異なる前記データに関する複数の相互相関係数の時間的変化のパターンを複数の評価用データとして収集する評価用データ収集ステップと、
前記条件決定ステップで決定した前記判定条件と前記複数の評価用データとを入力として、前記所定の判別法により前記前記被験者の前記感性状態を定量的に判別する判別ステップとを行うことを特徴とする感性状態判別方法。
IPC (3件):
A61B 5/145
, A61B 5/16
, G01N 21/35
FI (3件):
A61B5/14 310
, A61B5/16
, G01N21/35 Z
Fターム (16件):
2G059AA01
, 2G059AA05
, 2G059BB13
, 2G059CC18
, 2G059EE11
, 2G059FF01
, 2G059FF04
, 2G059HH01
, 2G059MM02
, 4C038KK01
, 4C038KL05
, 4C038KL07
, 4C038KM01
, 4C038KX02
, 4C038PP03
, 4C038PS00
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (3件)
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