特許
J-GLOBAL ID:200903018165107588

光学補償フィルムの製造方法、光学補償フィルム及びそれを用いた液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-070391
公開番号(公開出願番号):特開平9-230141
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 表面平滑性に優れた光学補償フィルム及びそれを用いた液晶表示素子を提供するために、フィルム面内の主屈折率をnx、ny、厚さをdとしたとき5nm≦|nx-ny|×d≦80nmでその振れ幅が10%以下である光学補償フィルムを得る。【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルムにおいて、フィルムが面内に有する屈折率楕円体の長軸方向に対し直角方向に一定張力を掛け、フィルムの線膨張率が上昇を開始する温度からTg以下の温度雰囲気下で熱処理することにより、フィルム表面の平滑性を維持したまま面内の配向ムラを低減化し、分子鎖の脱配向と再配向を連続的に行う。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂フィルムの向かい合った一対の両端のみを均一に押さえる治具により、フィルム面内の屈折率楕円体の長軸方向を固定端に対し平行に固定し、固定されたフィルム両端の間隔LMDと治具により制約を受けないフィルム両端の間隔LTDとがLMD/LTD > 1.0となる条件で、かつ固定端に対し直角方向に一定の張力を掛けて熱処理することによって、面内の屈折率楕円体の長軸方向を90°変換することを特徴とする光学補償フィルムの製造方法。
IPC (6件):
G02B 5/30 ,  B29C 71/02 ,  C08J 7/00 CEZ ,  C08J 7/00 301 ,  G02F 1/1335 ,  C08J 5/18
FI (6件):
G02B 5/30 ,  B29C 71/02 ,  C08J 7/00 CEZ ,  C08J 7/00 301 ,  G02F 1/1335 ,  C08J 5/18
引用特許:
審査官引用 (10件)
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