特許
J-GLOBAL ID:200903020193477620

燃料電池発電装置及び制御プログラム並びに制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 恵司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-273291
公開番号(公開出願番号):特開2007-087686
出願日: 2005年09月21日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】常に良好な状態で稼働させることができる燃料電池発電装置及び該燃料電池発電装置の劣化状態を診断するための制御プログラム並びに制御方法の提供。【解決手段】燃料電池発電装置に、外部負荷に応じて燃料ガスの流量と酸化剤ガスの流量とを制御して運転する自動運転モードと、燃料ガスの流量と必要に応じて空気の流量とを略一定に制御した状態で、引き出す電流を略一定にした時の出力電圧を測定する評価モードとを選択可能に構成し、評価モードでは、現在の出力電圧と、記憶手段に記憶された過去の出力電圧又はシミュレーションにより計算された出力電圧とを比較し、その比較結果に基づいて燃料電池発電装置の劣化状態を診断する。これにより、運転中においても燃料電池発電装置の劣化状態を正確に診断することができるため、燃料電池発電装置を常に良好な状態で稼働させることができる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
燃料ガスと酸化剤ガスとの反応により電力を発生させる燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックに前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給手段と、前記燃料電池スタックに前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給手段と、前記燃料ガス供給手段及び前記酸化剤ガス供給手段を制御するガス流量制御手段を含む制御部と、を少なくとも備える燃料電池発電装置において、 前記制御部に、 前記ガス流量制御手段により少なくとも前記燃料ガスの流量が略一定となるように制御された状態で、引き出す電流を略一定にした時の出力電圧を測定する出力電圧測定手段と、 前記出力電圧測定手段により測定された過去の出力電圧を記憶する記憶手段と、 前記出力電圧測定手段により測定された現在の出力電圧と、前記記憶手段に記憶された過去の出力電圧とを比較し、その比較結果に基づいて前記燃料電池発電装置の劣化状態を診断する劣化診断手段と、を少なくとも備えることを特徴とする燃料電池発電装置。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/12
FI (2件):
H01M8/04 Z ,  H01M8/12
Fターム (5件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027KK54 ,  5H027KK56 ,  5H027MM02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 燃料電池モジュール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-360332   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • 燃料電池発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-303041   出願人:三菱電機株式会社
審査官引用 (3件)

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