特許
J-GLOBAL ID:200903020890562988

波面誤差検出装置及び波面誤差検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-201850
公開番号(公開出願番号):特開2001-036471
出願日: 1999年07月15日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】 一種類の周波数のみで波面誤差の分離検出が可能で、コスト低減が図れ、可変形状鏡の応答周波数に対する要求を緩和でき、また、可変形状鏡面上の連成振動も発生しない波面誤差検出装置及び方法を得る。【解決手段】 光アンテナ2により導入した大気の揺らぎを受けた光3に焦点外れに関する波面収差を任意の周波数で重畳する可変形状鏡4と、波面収差を重畳され集光レンズ6により集光した光を光軸上とその周囲の複数点において独立に伝送する光ファイバアレイ7と、それらの光の強度を検出する光強度検出器8と、検出された各々の光強度信号からその直流成分と交流成分を分離してかつ各々の振幅(実効値)を算出し、それらの振幅を成分とするベクトルに対して任意の要素をもつ行列を乗算する波面誤差演算部9とが設けられている。
請求項(抜粋):
波面収差を受けた光を導入するためのアンテナ手段と、上記アンテナ手段により導入した上記光に任意の波面収差を任意の周波数で重畳するための可変形状鏡と、上記可変形状鏡により波面収差が重畳された光を集光するための集光手段と、上記集光手段の後側焦点面近傍に集光した光の強度を光軸上とその周囲の複数点において独立に検出するための複数の検出器を有する光強度検出手段と、上記光強度検出手段で検出された各々の光強度信号からその直流成分と交流成分を分離するとともに、各々の振幅を算出する算出手段と、上記算出手段により得られた複数個の振幅を成分とするベクトルに対して任意の要素をもつ行列を乗算する行列乗算手段と、上記算出手段により算出された結果を可変形状鏡に加えるためのインターフェイス手段と、を備え、上記行列乗算手段における上記行列の行数が波面収差を多項式で展開した場合の展開次数に対応するとともに、上記行列の列数が上記光強度検出手段の上記検出器の個数の2倍に対応し、かつ、上記行列の行ベクトル同士が互いに直交関係をなすことを特徴とする波面誤差検出装置。
IPC (6件):
H04B 10/105 ,  H04B 10/10 ,  H04B 10/22 ,  G01J 9/00 ,  H04B 7/155 ,  H04B 10/00
FI (4件):
H04B 9/00 R ,  G01J 9/00 ,  H04B 7/155 ,  H04B 9/00 Z
Fターム (15件):
5K002AA03 ,  5K002BA21 ,  5K002BA31 ,  5K002FA01 ,  5K002FA03 ,  5K072AA02 ,  5K072BB02 ,  5K072BB22 ,  5K072CC34 ,  5K072DD01 ,  5K072DD15 ,  5K072EE20 ,  5K072GG01 ,  5K072GG13 ,  5K072GG25
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る