特許
J-GLOBAL ID:200903021013827209

雑音抑圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田澤 博昭 ,  加藤 公延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-139248
公開番号(公開出願番号):特開2004-341339
出願日: 2003年05月16日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】聴感上好ましい雑音抑圧が可能で、高雑音下でも品質劣化の少ない雑音抑圧装置を得る。【解決手段】入力音声信号の振幅スペクトルを複数の周波数帯域に分割し、帯域毎の平均振幅スペクトルを出力する帯域分割部4と、周波数帯域毎にスペクトル形状を解析して音声、雑音、及び音声に類似した音声的雑音の区別を行い、推定雑音スペクトル更新フラグを出力する帯域別音声・雑音判定部6と、推定雑音スペクトル更新フラグに基づいて、帯域毎に推定雑音スペクトルの更新を行なうかどうかを決定する雑音スペクトル推定部7と、推定雑音スペクトル更新フラグに基づいて、帯域毎に最適な雑音抑圧方法を選択して振幅スペクトルの雑音抑圧を行い、雑音抑圧スペクトルを出力する雑音抑圧部8とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
時間領域で表される入力音声信号を周波数領域の表現に変換し、上記周波数成分から振幅スペクトルと位相スペクトルを生成する時間・周波数変換部と、 上記振幅スペクトルを複数の周波数帯域に分割し、帯域毎の平均振幅スペクトルを出力する帯域分割部と、 上記周波数帯域毎に平均振幅スペクトルのスペクトル形状を解析して音声、雑音、及び音声に類似した音声的雑音の区別を行い、スペクトル形状判定結果を出力する帯域別音声・雑音判定部と、 上記スペクトル形状判定結果に基づいて、上記周波数帯域毎の推定雑音スペクトルの更新を行なうかどうかを決定する雑音スペクトル推定部と、 上記スペクトル形状判定結果に基づいて、上記周波数帯域毎に最適な雑音抑圧方法を選択し、選択した方法に従って各周波数帯域の振幅スペクトルから上記周波数帯域毎の推定雑音スペクトルを抑圧することにより得られる雑音抑圧スペクトルを出力する雑音抑圧部と、 上記雑音抑圧スペクトルを時間領域で表される信号に変換することにより雑音抑圧信号を生成する周波数・時間変換部とを備えた雑音抑圧装置。
IPC (3件):
G10L21/02 ,  G10L11/00 ,  G10L15/20
FI (3件):
G10L9/00 F ,  G10L7/04 A ,  G10L3/02 301D
Fターム (1件):
5D015EE05
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 背景雑音除去装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-332182   出願人:沖電気工業株式会社
  • 帯域分割型雑音低減方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-060390   出願人:日本電信電話株式会社
  • 雑音抑圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-171584   出願人:三菱電機株式会社
全件表示

前のページに戻る