特許
J-GLOBAL ID:200903022117850047

能動型騒音振動制御装置及び車両用能動型振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-167505
公開番号(公開出願番号):特開2000-002290
出願日: 1998年06月15日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】温度環境の変化に伴う伝達特性の変化によって、振動低減効果が低下することを回避する。【解決手段】伝達系の環境温度が低温しきい値tL よりも低い状態からそれ以上となったとき及び高温しきい値tH よりも高い状態からそれ以下となったときに発散抑制係数βをその初期値にリセットする。伝達関数を同定したときの伝達特性と同等の伝達特性を有する温度範囲を低温しきい値tL ,高温しきい値tH として設定すれば、低温しきい値tL より低温の状態及び高温しきい値tH よりも高温の状態では、伝達関数にずれが生じこのため発散抑制係数βは発散抑制傾向に更新される。この状態から低温しきい値tL 以上又は高温しきい値tH 以下となると、環境温度の変化による伝達関数のずれが解消されるから発散の原因が解消されることになり、発散抑制係数βは初期状態にリセットされて、環境温度が変化する前の伝達関数に基づき振動低減制御が行われることになる。
請求項(抜粋):
適応アルゴリズムにしたがってフィルタ係数が更新される適応ディジタルフィルタを用いて騒音又は振動の低減制御を実行すると共に、前記フィルタ係数の更新式は、音又は振動の伝達系の伝達関数及び制御の発散抑制作用を有する発散抑制項を含んでおり、制御の発散が検出された場合には前記発散抑制項を発散抑制方向に変化させるようになっている能動型騒音振動制御装置において、前記伝達系の環境温度が、予め設定した基準温度とは異なる状態から基準温度となったとき、前記発散抑制項を発散抑制方向とは逆方向に変化させるリセット手段を設けたことを特徴とする能動型騒音振動制御装置。
IPC (6件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  G05B 13/02 ,  G05D 19/02 ,  G10K 11/16 ,  B60G 17/015
FI (7件):
F16F 15/02 B ,  B60K 5/12 H ,  G05B 13/02 S ,  G05B 13/02 E ,  G05D 19/02 D ,  B60G 17/015 Z ,  G10K 11/16
Fターム (38件):
3D001AA19 ,  3D001CA01 ,  3D001DA17 ,  3D001EA46 ,  3D001EB00 ,  3D001EB06 ,  3D035BA01 ,  3D035CA05 ,  3D035CA38 ,  3J048AB09 ,  3J048AB11 ,  3J048AB13 ,  3J048AB15 ,  3J048AD01 ,  3J048AD03 ,  3J048BA09 ,  3J048BA18 ,  3J048BE04 ,  3J048CB01 ,  3J048CB13 ,  3J048CB22 ,  3J048DA02 ,  3J048EA01 ,  5D061FF02 ,  5H004GA15 ,  5H004GB12 ,  5H004HA12 ,  5H004HA20 ,  5H004HB01 ,  5H004HB12 ,  5H004HB15 ,  5H004KA32 ,  5H004KA62 ,  5H004KC12 ,  5H004KC32 ,  5H004KC54 ,  5H004KC55 ,  5H004MA11
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 制御型防振支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-123752   出願人:日産自動車株式会社
  • 車両の振動低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-183671   出願人:マツダ株式会社
  • 能動型騒音制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-220615   出願人:日産自動車株式会社, 株式会社日立製作所
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