特許
J-GLOBAL ID:200903023175100704

自動車の前部車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-083245
公開番号(公開出願番号):特開2002-274423
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 自動車の前面衝突の途中に、フロントサイドフレームの変形荷重を大幅に減少させて、狙い通りに車体減速度を降下させることにより、乗員に作用する衝撃荷重を低減する。【解決手段】 フロントサイドフレーム11,11を、衝撃吸収部52,52を有する前側フレーム50,50と、この前側フレーム50,50が摺動可能に嵌合された後側フレーム51,51とに分割し、ボルト55,55,...及びナット56,56,...により固定する。後側ボルト孔58,58の後方に該ボルト55の保持部62を設け、さらにその後方にスリット59を形成する。衝突時に前記衝撃吸収部52,52の潰れ変形が終了した後に、フロントサイドフレーム11,11に作用する圧縮荷重により、後側ボルト55,55が保持部62,62を破断してスリット59,59へ移動するように、各ボルト55,55,...の締結力及び保持部62,62の破断荷重を設定する。
請求項(抜粋):
車体前部の左右両側において各々車体前後方向に延びるとともに、前端側に衝撃吸収部が設けられた一対のフロントサイドフレームを備える前部車体構造であって、前記フロントサイドフレームは、前記衝撃吸収部を有する前側部材と、この前側部材の後端側が車体前後方向に摺動可能に嵌合された後側部材とからなるとともに、該前側部材を後側部材に対して固定する結合部を有し、前記結合部は、自動車が前面衝突した際に前記衝撃吸収部における衝撃エネルギ吸収荷重が設定値になった後に、前記前側及び後側部材の固定状態を解除するように構成されていることを特徴とする自動車の前部車体構造。
IPC (3件):
B62D 21/00 ,  B60R 21/02 ,  B62D 21/15
FI (3件):
B62D 21/00 A ,  B60R 21/02 P ,  B62D 21/15 C
引用特許:
審査官引用 (8件)
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