特許
J-GLOBAL ID:200903025085173128

車輪軸受装置およびその軸受すきま管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-040069
公開番号(公開出願番号):特開2001-225606
出願日: 2000年02月17日
公開日(公表日): 2001年08月21日
要約:
【要約】【課題】 適正な予圧量が保証された車輪軸受装置を提供するため、トルク等を媒介として間接的に予圧量を把握するのではなく、予圧量と直接的な相関関係にある軸受アキシャルすきまを実測して管理する。【解決手段】 まず、圧入過程の途中で圧入を一旦止め、初期軸受アキシャルすきまδ0 と、車軸20と内側軌道輪30または外側継手部材50との組立幅T0を測定する。次に、圧入を続行し、圧入を完了した状態での組立幅T1を測定し、軸受アキシャルすきまδ1 0 -(T0 -T1) を求める。続いてかしめを行ない、かしめ後の組立幅T2を測定する。かしめ後の最終組立品における軸受アキシャルすきま(予圧量)δ2 は式δ2 1 +(T1 -T2) で求められる。
請求項(抜粋):
外周に車体に取り付けるための第一のフランジを有し、内周に複列の外輪軌道を有する外方部材と、外周に車輪を取り付けるための第二のフランジを有し、外周に複列の内輪軌道を有する内方部材と、上記外輪軌道と上記内輪軌道との間に介在する複列の転動体とからなり、上記内方部材が、上記第二のフランジを有する車軸と、上記車軸に圧入するとともに上記車軸の端部をかしめることによって固定された内側軌道輪とで構成され、かつ、上記複列の内輪軌道が上記車軸と上記内側軌道輪とに配分的に配置された車輪軸受装置において、軸受すきまが負で実測管理されていることを特徴とする車輪軸受装置。
IPC (2件):
B60B 35/18 ,  F16C 33/58
FI (2件):
B60B 35/18 A ,  F16C 33/58
Fターム (9件):
3J101AA02 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101FA44 ,  3J101GA01
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (6件)
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