特許
J-GLOBAL ID:200903025261065221
焼付硬化性が優れ常温時効が抑制されたアルミニウム合金板材の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-162940
公開番号(公開出願番号):特開平11-012706
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 塗装焼付による強度の向上を維持したまま、常温放置による強度の増加と、それに伴う成形性の低下を抑制することができる焼付硬化性が優れ常温時効性が抑制されたアルミニウム合金板材の製造方法を提供する。【解決手段】 Mg及びSiを主成分とするアルミニウム合金素板を、100°C/分以上の昇温速度で480乃至580°Cであってバーニング温度以下の温度に加熱して溶体化熱処理し、100°C/分以上の降温速度で50乃至90°Cに焼入れ処理することにより、溶体化焼入れした後、50乃至90°Cに1乃至10時間放置し、更に、室温に放置する。その後、100°C/分以上の昇温速度で加熱し、200乃至250°Cの温度範囲に30秒間以下保持する。次いで、100°C/分以上の降温速度で焼入れ処理する。
請求項(抜粋):
Mg及びSiを主成分とするアルミニウム合金の溶湯を鋳造してアルミニウム合金鋳塊を得る工程と、この鋳塊をバーニング温度以下の温度で均質化熱処理する工程と、均質化熱処理後の鋳塊を熱間圧延し、更に冷間圧延して所定の板厚及び調質とする工程と、100°C/分以上の昇温速度で480乃至580°Cでバーニング温度以下の温度に加熱して溶体化熱処理する工程と、100°C/分以上の降温速度で50乃至90°Cに焼入れ処理する工程と、50乃至90°Cに1乃至10時間放置する工程と、室温で時効処理する工程と、100°C/分以上の昇温速度で加熱し次いで200乃至250°Cの温度範囲に30秒間以下保持する工程と、100°C/分以上の降温速度で焼入れ処理する工程とを有することを特徴とする焼付硬化性が優れ常温時効が抑制されたアルミニウム合金板材の製造方法。
IPC (8件):
C22F 1/05
, C22C 21/02
, C22F 1/00 630
, C22F 1/00
, C22F 1/00 686
, C22F 1/00 691
, C22F 1/00 692
, C22F 1/00 693
FI (11件):
C22F 1/05
, C22C 21/02
, C22F 1/00 630 A
, C22F 1/00 630 K
, C22F 1/00 686 B
, C22F 1/00 691 A
, C22F 1/00 691 B
, C22F 1/00 691 C
, C22F 1/00 692 A
, C22F 1/00 693 B
, C22F 1/00 693 A
引用特許:
前のページに戻る