特許
J-GLOBAL ID:200903029062838667
スクロール型圧縮機
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-377459
公開番号(公開出願番号):特開2005-140016
出願日: 2003年11月06日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】 運転条件の変化などに関わらず常に適正な背圧圧力を作り出す。【解決手段】 背圧室19の圧力調整手段として、旋回スクロール6と固定スクロール8との間に有って背圧室19の圧力上昇に伴いその空隙が減少する部位に、背圧室19と連通する圧力導入孔16を開口させた。 これは、作動室11などの高圧部と背圧室19とを連通する連通路を設け、その途中に、両スクロール6・8の近接に伴い流路面積が縮小する絞り手段として、圧力導入孔16を開口させている。これにより両スクロール6・8が接近するに従い圧力導入孔16が閉じられて背圧室19への高圧流体の供給が制限され、背圧圧力の上昇が抑制されて強く押圧されることがない。逆に、両スクロール6・8の間隔が開いた場合には圧力導入孔16への流路面積が拡大して背圧室19への高圧流体の供給が増大し、旋回スクロール6とハウジング1が強く摺接するのが防がれる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ハウジング(1)と、
前記ハウジング(1)によって軸支されると共に一部に偏心したクランク部(2a)を有するシャフト(2)と、
端板部(6a)及び渦巻き形の羽根部(6b)を有し前記クランク部(2a)によって駆動されることにより公転運動をする旋回スクロール(6)と、
端板部(8a)および前記旋回スクロール(6)と噛み合う渦巻き形の羽根部(8b)を有すると共に前記ハウジング(1)に固定された固定スクロール(8)とを備え、
前記旋回スクロール(6)が前記公転運動をする時に、前記両羽根部(6b、8b)間に形成される複数個の作動室(11)が外周部から中心部に向かって移動する問に、前記作動室(11)の容積が連続的に縮小することにより前記作動室(11)内において流体を圧縮するスクロール型圧縮機であり、
前記作動室(11)内の流体の圧縮圧力が上昇するのに伴って前記旋回スクロール(6)に作用する前記シャフト(2)の軸線方向のスラスト力を支持するために、前記旋回スクロール(6)の背後に前記ハウジング(1)の一部として設けられたミドルハウジング(4)と、
前記旋回スクロール(6)の端板部(6a)の背面と、それに対向してそれを支持している前記ミドルハウジング(4)の表面との間に形成された背圧室(19)を有するスクロール型圧縮機において、
前記背圧室(19)の圧力調整手段として、前記旋回スクロール(6)と前記固定スクロール(8)との間に有って前記背圧室(19)の圧力上昇に伴いその空隙が減少する部位に、前記背圧室(19)と連通する圧力導入孔(16)を開口させたことを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (3件):
F04C18/02
, F04C29/00
, F04C29/10
FI (4件):
F04C18/02 311J
, F04C18/02 311X
, F04C29/00 F
, F04C29/10 A
Fターム (21件):
3H029AA02
, 3H029AA13
, 3H029AB03
, 3H029AB05
, 3H029BB41
, 3H029BB51
, 3H029CC17
, 3H029CC23
, 3H029CC51
, 3H029CC82
, 3H029CC84
, 3H039AA03
, 3H039AA12
, 3H039BB01
, 3H039BB21
, 3H039BB28
, 3H039CC04
, 3H039CC24
, 3H039CC26
, 3H039CC31
, 3H039CC40
引用特許:
出願人引用 (2件)
審査官引用 (5件)
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スクロール圧縮機及びその動作方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-015176
出願人:キャリアコーポレイション
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スクロール圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-357477
出願人:三洋電機株式会社
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スクロール圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-220268
出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
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スクロール型圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-048066
出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
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スクロール気体圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-304375
出願人:松下電器産業株式会社
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