特許
J-GLOBAL ID:200903030236996150

有機カルボン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051069
公開番号(公開出願番号):特開平10-231267
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 カルボニル化反応効率を特に低下させることなく、得られる反応生成液中の不純物含有量を減少させるとともに、ヨウ化水素含有量及び水含有量を同時に減少させる方法を提供する。【解決手段】 カルボニル化反応用原料を反応溶媒中においてカルボニル化反応用触媒、ヨウ化アルキル及び水の存在下で一酸化炭素とカルボニル化反応させるカルボニル化反応工程を含む有機カルボン酸の製造方法において、(i)該カルボニル化反応用触媒として窒素を含む不溶性樹脂担体に固定化したロジウム触媒を用いること、(ii)該反応系に存在する水の量が、反応混合物中0.5〜10重量%であること、(iii)該反応系における水素分圧が0.1〜5kg/cm2及び一酸化炭素分圧が7〜30kg/cm2であり、かつ該反応温度が140〜250°Cであること、を特徴とする有機カルボン酸の製造方法。
請求項(抜粋):
カルボニル化反応用原料を反応溶媒中においてカルボニル化反応用触媒、ヨウ化アルキル及び水の存在下で一酸化炭素とカルボニル化反応させるカルボニル化反応工程を含む有機カルボン酸の製造方法において、(i)該カルボニル化反応用触媒として窒素を含む不溶性樹脂担体に固定化したロジウム触媒を用いること、(ii)該反応系に存在する水の量が、反応混合物中0.5〜10重量%であること、(iii)該反応系における水素分圧が0.1〜5kg/cm2及び一酸化炭素分圧が7〜30kg/cm2であり、かつ該反応温度が140〜250°Cであること、(iv)該カルボニル化反応で得られた有機カルボン酸を含む反応生成液のカルボニル化度が0.5〜0.9であり、かつ該反応生成液中に含まれる水の量が10重量%以下であること、を特徴とする有機カルボン酸の製造方法。
IPC (4件):
C07C 51/12 ,  B01J 31/16 ,  C07C 53/08 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C 51/12 ,  B01J 31/16 Z ,  C07C 53/08 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (8件)
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