特許
J-GLOBAL ID:200903030379856618

直噴式多気筒ディーゼルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-137156
公開番号(公開出願番号):特開平11-324865
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 直噴式ディーゼルエンジンにおいてシリンダボアまわりに配設される吸・排気ポートや各種部材と燃料噴射ノズル固定用の部材との干渉を避け、かつ、構造を比較的簡単にしつつ、シリンダヘッドに対して燃料噴射ノズルを適度の押え付け力で固定することができるようにする。【解決手段】 隣合う気筒の両燃料噴射ノズル25の肩部をそれぞれ係止する係止部51を両端部に有するとともに中央に締結部材挿通孔53を有する架設部材50と、この架設部材50の締結部材挿通孔53に挿通された締結部材60とを備える。シリンダヘッド3にはネジ穴44を有するボス部43が形成され、上記締結部材60は、下端部に締着用雄ネジ部61と断面積が拡大した着座部63とを有するとともに、上端部に架設部材50の上面への当接部64を有し、かつ、中間部に小断面部66を有するボルトからなっている。
請求項(抜粋):
各気筒に対してそれぞれ燃料噴射ノズルが、シリンダ軸線方向上方からシリンダボアに臨むように配設された直噴式多気筒ディーゼルエンジンにおいて、隣合う気筒の両燃料噴射ノズルの肩部をそれぞれ係止する係止部を両端部に有するとともに中央に締結部材挿通孔を有して、上記両燃料噴射ノズルに架け渡された架設部材と、この架設部材の締結部材挿通孔に挿通されて上下両端部が上記架設部材とシリンダヘッドとに結合された棒状の締結部材とを備え、この締結部材の下端部とシリンダヘッドとの結合部分あるいは締結部材の上端部と架設部材側の結合用部材との結合部分に、相対応する締着用ネジ部と、着座用の対面部分とが設けられるとともに、上記締結部材の中間部に両端部と比べて断面積が小さい小断面部が形成され、上記の相対応する締着用ネジ部が螺合されて着座用の対面部分が当接する状態まで締着されることにより上記締結部材の小断面部が弾性的に延びて所定の復元力が生じ、この復元力が上記架設部材を介し上記両燃料噴射ノズルに押え付け力として作用するように構成したことを特徴とする直噴式多気筒ディーゼルエンジン。
IPC (5件):
F02M 61/14 320 ,  F02M 61/14 310 ,  F01L 1/12 ,  F02F 1/00 ,  F02F 1/24
FI (7件):
F02M 61/14 320 A ,  F02M 61/14 310 D ,  F01L 1/12 C ,  F02F 1/00 N ,  F02F 1/24 J ,  F02F 1/24 F ,  F02F 1/24 R
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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