特許
J-GLOBAL ID:200903030524068658

エンジンの燃料制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-090285
公開番号(公開出願番号):特開平8-261034
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 直入率および持ち去り率に基づいて燃料噴射量を補正するようにしたエンジンの燃料制御装置において、開弁オーバーラップ期間の変更に伴うそれら直入率および持ち去り率の変化に対応して適正な補正を行えるようにする。【構成】 インジェクタから噴射される燃料が吸気通路内壁に付着することなく直接的に今回の吸気行程で燃焼室に吸入される直入分と前回以前に噴射され通路内壁に付着していた燃料が気化して今回の吸気行程で吸入される持ち去り分とを推定特性に基づいて算出し、その算出値に基づいて燃料噴射量の設定値を補正するに際し、吸・排気弁の開弁オーバーラップ期間が大きくなる状態では、開弁オーバーラップ期間の変更に伴う直入分および持ち去り分の変化に対応して適正な補正が行えるよう推定特性を変更する。
請求項(抜粋):
吸気弁と排気弁とが同時に開弁状態にある開弁オーバーラップ期間を運転状態に応じて変更するバルブタイミング変更手段を備えたエンジンの燃料制御装置であって、エンジンの燃焼室に連通する吸気通路に燃料を噴射するインジェクタと、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記インジェクタにより噴射する燃料の量をエンジンの運転状態に基づいて設定する燃料噴射量設定手段と、前記インジェクタから噴射される燃料が前記吸気通路に付着することなく直接的に今回の吸気行程で前記燃焼室に吸入される直入分と前回以前に噴射され前記吸気通路の内壁面に付着していた燃料が気化して今回の吸気行程で前記燃焼室に吸入される持ち去り分とをエンジンの運転状態に応じて所定の推定特性に基づいて算出し、その算出した直入分および持ち去り分の値に基づいて前記燃料噴射量の設定値を補正する燃料噴射量補正手段と、前記直入分および持ち去り分の推定特性のうち少なくとも一方を前記開弁オーバーラップ期間の変更に伴って変更する推定特性変更手段を備えたことを特徴とするエンジンの燃料制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/04 330 ,  F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 45/00 370
FI (4件):
F02D 41/04 330 P ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 13/02 G ,  F02D 45/00 370 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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