特許
J-GLOBAL ID:200903030581678721

シール用樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-333796
公開番号(公開出願番号):特開平10-168430
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【解決手段】本発明のシール用樹脂組成物は(A)メタロセン系触媒を用いて調製された密度が0.890〜0.900g/cm3ホ ゚リエチレン(B)メタロセン系触媒を用いて調製された密度が0.900g/cm3を超えかつ0.925g/cm3未満であるホ ゚リエチレンとを特定割合で含んでなる。この組成物はDSC曲線において2個以上の融点の存在が示され最高融点が100〜105°Cであり、かつ最高融点のヒ ゚ークの高さ(Tm1H)とその次に高い融点のヒ ゚ークの高さ(Tm2H)との比[Tm1H/Tm2H]が0.7以下である。またこの組成物から形成されるフィルムヒートシール開始温度は110°C以下であり、耐熱温度は110°C以上である。【効果】上記組成物は、低温ヒートシール性と耐熱性とのハ ゙ランに優れている。この組成物からシール層を形成した多層構造の包材は、液体スーフ ゚などを高温で充填したり、あるいは液体スーフ ゚充填した後にホ ゙イル殺菌することができ、ヒートシール部は強固に接着している。
請求項(抜粋):
(A)メタロセン系触媒を用いて調製された、密度が0.890〜0.900g/cm3 である低密度ポリエチレン40〜70重量部と、(B)メタロセン系触媒を用いて調製された、密度が0.900g/cm3 を超え、かつ0.925g/cm3 未満である低密度ポリエチレン20〜40重量部と、(C)高圧法低密度ポリエチレン0〜40重量部[成分(A)、(B)および(C)の合計量は100重量部である]とを含有してなる樹脂組成物であり、該樹脂組成物は、示差走査熱量計により測定して得られたDSC曲線において2個以上の融点の存在が示され、最高融点が100〜105°Cであり、かつ最高融点のピークの高さ(Tm1H )とその次に高い融点のピークの高さ(Tm2H )との比[Tm1H/Tm2H ]が0.7以下であり、該樹脂組成物から形成されるフィルムのヒートシール開始温度が110°C以下であり、かつ耐熱温度が110°C以上であることを特徴とするシール用樹脂組成物。
IPC (4件):
C09K 3/10 ,  C08L 23/04 ,  C08F 4/642 ,  C08F 10/02
FI (4件):
C09K 3/10 Z ,  C08L 23/04 ,  C08F 4/642 ,  C08F 10/02
引用特許:
審査官引用 (12件)
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