特許
J-GLOBAL ID:200903030834849226

光学活性スルホキシド化合物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231915
公開番号(公開出願番号):特開平10-072430
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 スルフィド化合物より、光学活性スルホキシド化合物を製造する。【解決手段】 式(1)【化1】〔式中、Arは、置換されていてもよいフェニル基を、R5は、C1〜C4アルキル基を意味する。〕で表わされるスルフィド化合物を、式(2)【化2】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、フェニル基を意味し、R1、R2、R3及びR4は一緒になってC4〜C8の環を形成してもよい。X-は、陰イオン対を、Yは、C1〜C4アルコキシ基を意味し、ビナフチル基はラセミ体でも光学活性体でもよい。〕で表わされる光学活性マンガン錯体の存在下、酸化することを特徴とする、式(3)【化3】〔式中、Ar、R5は、前記に同じ。*で示される硫黄原子の絶対配位は、RかSを意味する。〕で表わされる光学活性スルホキシド化合物の製造法。
請求項(抜粋):
式(1)【化1】〔式中、Arは、置換されていてもよいフェニル基又はナフチル基(該置換基としては、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子が挙げられる。)を意味し、R5は、C1〜C4アルキル基を意味し、Arのオルト位にC1〜C4アルキル基又はC1〜C4アルコキシ基が置換している場合、該置換基とR5が一緒になってC4〜C8の環を形成してもよい。〕で表わされるスルフィド化合物を、式(2)【化2】〔式中、R1、R2、R3及びR4は、独立に水素原子、置換されていてもよいC1〜C4アルキル基(該置換基としては、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原子が挙げられる。)、置換されていてもよいフェニル基(該置換基としては、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基が挙げられる。)を意味し、R1、R2、R3及びR4の何れか2つが一緒になってC4〜C8の環を形成してもよい。Rは水素原子、置換されていてもよいC1〜C4アルキル基(該置換基としては、C1〜C4アルキル基、ハロゲン原子が挙げられる。)、置換されていてもよいフェニル基(該置換基としては、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基が挙げられる。)、C1〜C4アルコキシ基、C2〜C5アルカノイル基、C2〜C5アルキルカルボニルオキシ基、C2〜C5アルコキシカルボニル基、又は置換シリル基を意味し、X-は、塩を形成しうる陰イオン対を意味し、Yは、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基、ニトロ基又はシアノ基を意味し、ビナフチル基はラセミ体でも光学活性体でもよい。〕で表わされる光学活性マンガン錯体触媒の存在下、酸化することを特徴とする、式(3)【化3】〔式中、Ar、R5は、前記に同じ。*で示される硫黄原子の絶対配位は、RかSを意味する。〕で表わされる光学活性スルホキシド化合物の製造法。
IPC (6件):
C07C317/14 ,  B01J 31/32 ,  C07B 53/00 ,  C07C315/02 ,  C07B 61/00 300 ,  C07M 7:00
FI (5件):
C07C317/14 ,  B01J 31/32 X ,  C07B 53/00 B ,  C07C315/02 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (6件)
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