特許
J-GLOBAL ID:200903031957072907
水中または水面における移動体の計数システムおよび計数方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-121530
公開番号(公開出願番号):特開2005-309485
出願日: 2004年04月16日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
【課題】 設置費用や手間を抑えつつ、川を遡上するアユをはじめとする魚類やその他の移動体を高精度でより正確に自動計測する。【解決手段】 連続する複数枚のフレーム画像Ik中における同一座標ik(x,y)の各画素中から輝度が最暗値であるものを抽出し、当該最暗画素の集合からなる最暗画像を作成してこの最暗画像を計数処理の基礎であるベースデータにする。カメラ映像とベースデータの画像との背景差分である2値画像を順次作成し、2値画像中において互いの距離が一定距離内にある値が1の画素の集まりを選び出し、当該選び出された画素の集まりを連接領域として抽出し、抽出された最新のフレーム画像中の連接領域群とその一段階前の時点におけるフレーム画像中の連接領域群とを比較し、その比較結果から当該フレーム画像中で移動体を抽出し、実際に移動している移動体の影を検出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
計数対象である移動体が通過する一定の計測対象領域を一定時間連続して撮影して得られたカメラ映像を得、当該カメラ映像を画像処理し、当該画像処理して得られたフレーム画像から当該一定時間内に前記計測対象領域を通過した前記移動体を計数する水中または水面における移動体の計数システムにおいて、連続する複数枚の前記フレーム画像中における同一座標の各画素中から輝度が最明値であるものまたは最暗値であるものを抽出し、当該最明画素の集合からなる最明画像または最暗画素の集合からなる最暗画像を作成してこの最明画像または最暗画像を計数処理の基礎であるベースデータにするとともに、その後も画面全体の変化に対して輝度分布の変化を定期的に計測し一定の閾値を超える変化があった場合には当該ベースデータを作成し直すベースデータ作成部と、前記カメラ映像と前記ベースデータの画像との背景差分である2値画像を順次作成する移動体候補画素抽出部と、該移動体候補画素抽出部により作成された2値画像中において互いの距離が一定距離内にある値が1の画素の集まりを選び出し、当該選び出された画素の集まりを連接領域として抽出するラベリング部と、該ラベリング部により抽出された最新のフレーム画像中の連接領域群とその一段階前の時点におけるフレーム画像中の連接領域群とを比較し、その比較結果から当該フレーム画像中で前記移動体を抽出し、実際に移動している移動体の影を検出して当該移動体を計数する追跡・計数部とを有することを特徴とする水中または水面における移動体の計数システム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
5L096AA06
, 5L096CA04
, 5L096FA32
, 5L096FA33
, 5L096FA66
, 5L096FA77
, 5L096GA08
, 5L096GA34
, 5L096GA51
, 5L096HA03
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (6件)
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画像処理を用いた魚種別魚数計測装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-132769
出願人:株式会社日立製作所
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特開昭63-085890
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水棲動物計数処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-146123
出願人:高橋裕之, 本間稔規, 波通隆, 長尾信一, 東芝電波特機株式会社
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