特許
J-GLOBAL ID:200903032093436410

天然ガスの液化及び天然ガスからの液状副生成物を生産するための方法及び設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河野 登夫 ,  河野 英仁
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-508346
公開番号(公開出願番号):特表2007-526924
出願日: 2004年05月28日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
本方法は、以下の(a)原料天然ガス(101)を、塔頂生成物として前処理天然ガス(111)を与え、前記前処理天然ガス(111)は実質的にC6 + 炭化水素を含まない、第1蒸留塔(31)へ導入する工程、(b)前処理天然ガス(111)を、天然ガス液留分(15)及び塔頂生成物として精製天然ガス(151)を製造するために、少なくとも1つの第2蒸留塔(49)を有する液化天然ガス回収ユニット(19)に導入する工程、及び(c)工程(b)の精製天然ガス(151)から液化天然ガス(161)を製造する工程を備える。
請求項(抜粋):
窒素、メタン、C2 乃至C5 の炭化水素及びC6 + 重質炭化水素を有する原料天然ガス(101)から液化天然ガス(161)と天然ガス液(NGL)留分(15)とを同時に製造する方法であって、 (a)原料天然ガス(101)は前処理天然ガス(111)を得るため前処理され、 (b)工程(a)で得られる前処理天然ガス(111)はその凝縮点に近い温度に冷却され、 (c)工程(b)で得られる冷却された前処理天然ガス(117)は膨張され、膨張された該天然ガス(121、127、129)は、一方で塔頂生成物として精製天然ガス(151)を、及び他方で前記NLG留分(15)を製造するために少なくとも1つの主蒸留塔(49)を有するNGL回収ユニット(19)に導入され、並びに (d)液化天然ガス(161)は、工程(c)で得られる精製天然ガス(151)から製造される 以上の工程を有するタイプであり、 工程(a)は以下の (a1)原料天然ガス(101)はその凝縮点に近い温度に冷却され、 (a2)工程(a1)で得られる冷却された原料天然ガス(103)は還流を行うオーバーヘッド還流冷却器(32)を設けられた補助蒸留塔(31)に導入され、補助蒸留塔(31)は45から65バールの間の圧力で操作され塔頂生成物として前処理天然ガス(111)を製造し、前処理天然ガス(111)はC6 + 炭化水素を実質的に含まず、補助蒸留塔(31)は更にC6 + 重質炭化水素の留分(105)を必然的に生じる という副工程を有し、 工程(c)は以下の (c1)工程(b)で得られる冷却された前処理天然ガス(117)は、液体ストリーム(121)及びガスストリーム(125)を得るために分離ドラム(47)に導入され、 (c2)工程(c1)で得られるガスストリーム(125)は、第1圧縮機(53)に結合しているタービン(51)で膨張され、 (c3)工程(c2)で得られるストリーム(129)は中間のレベルN3で主塔(49)に導入され、 (c4)工程(c1)で得られる液体ストリーム(121)は膨張され、膨張された液体ストリーム(121)は、レベルN3の下のレベルN2で主塔(49)に導入される という副工程を有し、及び 液化天然ガス(161)は更に工程(a)に直接由来する前処理天然ガス(111)の一部(115)を含む ことを特徴とする方法。
IPC (1件):
C10L 3/06
FI (1件):
C10L3/00 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 仏国特許出願公開第2817766号明細書
審査官引用 (5件)
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