特許
J-GLOBAL ID:200903032580650788

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-063701
公開番号(公開出願番号):特開平7-269380
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 クランク軸11とカム軸16との回転位相差を一定に保持するための回転位相調整機構20の操作量、すなわち保持出力が内燃機関の運転状態に応じて変化する場合でも、同機関のバルブタイミングを正確にフィードバック制御する。【構成】 クランク軸11の回転角度を検出するクランク角センサ17及びカム軸16の回転角度を検出するカム角センサ18の出力に基づきそれら各軸の回転位相差を検出し、この回転位相差が目標値に一致するよう回転位相調整機構20の操作量をフィードバック制御する。その際、機関の運転状態に応じた上記保持出力を逐次学習し、この回転位相調整機構20の操作量を該学習値にて補正する。同学習は、上記検出される回転位相差の都度の変化速度y’に基づき当該操作量の保持出力に対する偏差uDCをマップ演算し、その都度フィードバック制御される同操作量の遅延出力uDLにこの演算した偏差uDCを加算するかたちで行われる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸の回転を同機関の吸気バルブ若しくは排気バルブを開閉するためのカムが配設されたカム軸に伝達する伝達手段と、該伝達手段に介在されて前記クランク軸と前記カム軸との間の回転位相を調整する回転位相調整手段と、前記クランク軸に配設されてその回転角度を検出するクランク角センサと、前記カム軸に配設されてその回転角度を検出するカム角センサと、これら各センサの検出出力に基づいて前記クランク軸と前記カム軸との相対的な回転位相差を検出する回転位相差検出手段と、この検出される回転位相差が目標値に等しくなるよう前記回転位相調整手段の操作量を算出する操作量演算手段と、この算出される操作量と前記クランク軸と前記カム軸との相対的な回転位相差の変化速度とに基づいて同クランク軸とカム軸との相対的な回転位相差を一定に保持するための前記回転位相調整手段の操作量を学習する学習手段と、を具え、前記操作量演算手段は、前記検出される回転位相差の目標値に対する偏差、及び前記学習手段による都度の学習値に基づいて前記回転位相調整手段の都度の操作量を算出決定することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34
引用特許:
出願人引用 (7件)
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