特許
J-GLOBAL ID:200903034604929668
コンクリート製品の緩衝継手
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石井 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-107189
公開番号(公開出願番号):特開2009-257470
出願日: 2008年04月16日
公開日(公表日): 2009年11月05日
要約:
【課題】コンクリート製品どうしの引寄せによって緩衝効果を減少させることがなく、弾性部材周囲にモルタル詰めを行っても弾性部材の機能が損なわれるおそれのないコンクリート製品用緩衝継手を提供する。【解決手段】相互に連結するコンクリート製品2、3の引寄せ時には、ボルト保持ブラケット7に防護体13の端面を当接させ、頂壁13A外面にナット15を当接させた状態でナット12と防護体13との相対回転を拘束したまま連結ボルト8を回転させてその末端をコンクリート製品3の凹部3A内面に押し当ててコンクリート製品2、3どうしを引寄せる。使用時は、ナット15を防護体13から離間し、地震等でコンクリート製品2、3間に引張力が作用した場合には、防護体に対して連結ボルト8に螺合されたナット12が皿バネ10を圧縮して連結ボルト8とともに軸方向に変位し引張力を緩衝する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
コンクリート製品の継手であって、端部側面に固定され、他方のコンクリート製品の端部側面に形成された凹部内に配置されるボルト保持ブラケットを有する連結金具と、
前記ボルト保持ブラケットに形成されたボルト孔に、軸部末端を前記一方のコンクリート製品側に向けて挿通される連結ボルトと、
前記ボルト保持ブラケットから前記一方のコンクリート製品側に向けて突出する前記連結ボルトの軸部に摺動自在に外嵌される複数枚の皿バネと、
前記ボルト保持ブラケットとの間に前記複数枚の皿バネを介在させて前記連結ボルトに螺合される第1のナットと、
一端が開放され他端が頂壁で閉塞された筒部から構成され、前記頂壁中心部に形成された貫通孔に前記連結ボルトの軸部を摺動自在に貫通させて、少なくとも前記複数枚の皿バネと第1のナットとを内側に収容し、当該頂壁に隣接して第1のナットを包囲する前記筒部の少なくとも一部の内周面が、当該筒部に対して第1のナットの回転を拘束し、且つ軸方向変位のみを許容する非円形断面形状に形成された防護体と、
前記連結ボルトの防護体外側へ突出する部分に螺合される第2のナットとを備えたコンクリート製品用緩衝継手。
IPC (3件):
F16L 21/02
, E03F 3/04
, E03F 5/04
FI (3件):
F16L21/02 C
, E03F3/04 Z
, E03F5/04 Z
Fターム (6件):
2D063BA06
, 2D063BA26
, 2D063CA37
, 3H015BA03
, 3H015BB01
, 3H015BC01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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構造物の継手
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-040234
出願人:西武ポリマ化成株式会社
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アーチ形カルバート
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-331197
出願人:日本ゼニスパイプ株式会社, ジオスター株式会社, 日本ヒューム管株式会社
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ボックスカルバートの可撓接合構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-218487
出願人:ジオスター株式会社
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