特許
J-GLOBAL ID:200903036949659976
偏光光学素子及びその連続的製造方法、並びに該偏光光学素子を使用した反射光学素子
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
特許業務法人ウィンテック
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-386009
公開番号(公開出願番号):特開2005-148416
出願日: 2003年11月14日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】 可視光領域から赤外光領域で使用し得る、グリッド型の偏光光学素子及びその連続的製造方法並びに偏光光学素子を提供すること。【解決手段】 ポリプロピレンフィルムをロール12、第1の恒温槽13、ロール12’により4倍に一軸延伸し、その後真空蒸着槽14でアルミニウム金属を10nmの厚さに蒸着し、更に、ロール15、第2の恒温槽16、ロール15’で2倍に一軸延伸すると共にポリプロピレンフィルムを部分的に結晶化させた。このとき、アルミニウム金属はほぼ均質に延伸方向とは直角方向にひび割れした。その後、このフィルムを第3の恒温槽17で熱処理した後、巻き取りロール18で巻き取った。 得られたフィルム状の偏光光学素子の赤外線の波長1μm〜10μm領域における偏光率は99.5%であり、光透過率は90%であった。また、このフィルム2枚を直交させて赤外線の反射率を測定したところ、99.9%以上であった。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
下記(1)又は(2)の高次構造を有するフィルムの片面又は両面の全面に導電性薄膜を形成して得られた複合膜を更に延伸後に熱固定して得られた、異方的な導電性部分と高分子誘電体部分からなる構造が形成されており、該異方的な導電性部分と高分子誘電体部分からなる構造の短い方向の長さが偏光させたい入射光の波長より短く、長い方向の長さが偏光させたい入射光の波長より長くなっている偏光光学素子。
(1)結晶性高分子をその融点以下ガラス転移点以上の温度で延伸熱処理して得られた
結晶部及び非晶部が交互に連なる高次構造を有するフィルム。
(2)下記(a)〜(c)から選択された下記A相及びB相が延伸方向に交互に連なる
高次構造を有するフィルム。
(a)ガラス転移点が異なる二種のポリマーA及びBのA・Bタイプ又はA・B・A
タイプのブロック共重合体をそれぞれのガラス転移点の中間の温度域で延伸して
得られたフィルム。
(b)部分的相溶系のガラス転移点が異なる二種のポリマーA及びBのポリマーブレ
ンドをそれぞれのガラス転移点の中間の温度域で延伸して得られたフィルム。
(c)結晶性又は液晶性ポリマーA及び非晶性ポリマーBから構成されるA・Bタイ
プ又はA・B・Aタイプのブロック共重合体をそれぞれの融点とそれぞれのガラ
ス転移点との間の温度域で延伸して得られたフィルム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
2H049BA02
, 2H049BA06
, 2H049BA25
, 2H049BA42
, 2H049BA43
, 2H049BB65
, 2H049BB67
, 2H049BC03
, 2H049BC09
, 2H049BC13
, 2K009AA03
, 2K009BB11
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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