特許
J-GLOBAL ID:200903037810087940

昇降装置の動作異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-002456
公開番号(公開出願番号):特開平9-188485
出願日: 1996年01月10日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 昇降装置の動作検知センサーの設置個数が増大し、設置、維持および更新費用が高額になり、監視員による異常診断結果にばらつきが生じる虞があり、昇降装置の異常診断結果の信頼性が乏しい。【解決手段】 異常診断装置3の異常診断部32は制御装置2の昇降制御部21からの指令の内容を昇降指令検出部31が判定した結果の走行行程毎に、速度検出装置4が検出した昇降装置の走行速度の交流成分の特定の周波数帯域成分を抽出し、その行程中の最大振幅の値を予め記憶しておいた正常値と比較して、最大振幅と正常値との差の絶対値と正常値の比が第2の基準値を越えていた時、あるいは、第2の基準値以下で、所定の第1の基準値を越えていた場合で、診断対象部位の重要度が高い時には帯域成分に関連付けられた昇降装置の箇所は動作異常と診断するようにした。
請求項(抜粋):
電動機により駆動される昇降装置の動作を監視して、その走行機構の異常を診断する昇降装置の動作異常診断装置において、前記電動機の回転速度に基づいて前記昇降装置の走行速度を検出して、該走行速度の交流成分の中の1つまたは複数の周波数の帯域成分を抽出し、該帯域成分の振幅の最大値と予め記憶した前記帯域成分の正常値とを比較し、前記帯域成分の振幅の最大値と前記帯域成分の正常値との差の絶対値と前記正常値との比を演算して帯域成分偏差とし、該帯域成分偏差の値が所定の第2の基準値を越えていたならば、前記帯域成分に関連付けられた昇降装置の箇所は動作異常と診断するようにしたことを特徴とする昇降装置の動作異常診断装置。
IPC (3件):
B66B 5/02 ,  B66B 3/00 ,  B66B 5/00
FI (3件):
B66B 5/02 U ,  B66B 3/00 R ,  B66B 5/00 G
引用特許:
審査官引用 (7件)
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