特許
J-GLOBAL ID:200903038114163883

制震橋脚構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久門 知 ,  久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-054440
公開番号(公開出願番号):特開2008-214973
出願日: 2007年03月05日
公開日(公表日): 2008年09月18日
要約:
【課題】RCラーメン構造の制震橋脚において、基本的に柱上下端部の塑性ヒンジの形成を回避することで、復旧性の向上、地震応答の低減、残留変形の減少、施工性の向上等を図れ、また柱上下端部にもブレースを配設することで、フレーム架構全体で効率的なエネルギー吸収が可能となる制震橋脚構造を提供する。【解決手段】RCフレーム架構5の柱3の上下端部にUFC(超高強度繊維補強コンクリート)などのプレキャスト型枠を用いるなどして高強度化を図り、想定以上の地震動(レベル2地震動)で柱上下端部における合計4箇所に塑性ヒンジHが形成されないようにし、この柱上下端部にも、左右一対の柱3を連結するダンパー機能を備えたブレース6を配置し、この柱3の上下端部のブレース6の一端をそれぞれ、柱3の上下端にそれぞれ形成したハンチに接合し、あるいは梁4の下面とフーチング2の上面に接合する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基礎上に間隔をおいて立設された2本以上のRC部材の柱とこの柱の頂部に掛け渡されたRC部材の梁とからなるRCフレーム架構と、このRCフレーム架構の構面内に配置された制震機能を備えたブレース架構とから構成される制震橋脚構造であって、 想定以上の地震動により塑性ヒンジが形成される前記RCフレーム架構の柱の上下端部にも、左右一対の柱を連結するブレースが配置され、この柱の上下端部のブレースの一端がそれぞれ、柱の上下端にそれぞれ形成したハンチに接合され、あるいは梁の下面と基礎の上面に接合されていることを特徴とする制震橋脚構造。
IPC (1件):
E01D 19/02
FI (1件):
E01D19/02
Fターム (3件):
2D059AA03 ,  2D059GG13 ,  2D059GG55
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (9件)
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