特許
J-GLOBAL ID:200903038140247572

配管検査装置および配管検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-054917
公開番号(公開出願番号):特開2003-254942
出願日: 2002年02月28日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】プラント設備などの配管の内面に施工されたライニングの異常を検査する配管検査装置で、配管の状態に依らずに、プラント運転中に配管外面からライニングの剥離等の布設状態を容易かつ正確に検出すること。【解決手段】配管2の表面上に設置した送信センサー6に対する受信センサー7の設置位置を、配管2およびライニング1の厚さ、配管2に対する超音波5の入射角度θp、配管2とライニング1との音響インピーダンスZ1,Z2の差による超音波音速vp,vlの差に応じた配管2からライニング1への超音波5の屈折角θl、に基づき計算される送信センサー6からの配管表面上における超音波到達距離によって定めるのと共に、前記厚さの誤差を考慮して、ライニング底面エコー5bの信号レベルが最大となる位置に受信センサー7の設置位置を微調整して最適化することで、ライニング底面エコー5bを確実に検出する。
請求項(抜粋):
配管の内面に密着させたライニングの状態を検査する配管検査装置であって、前記配管の表面に設置され、当該配管の表面から内部に向けて超音波を送信して入射させる超音波送信手段と、前記配管の表面に設置され、前記超音波送信手段による前記配管表面からの超音波の送信に伴い、当該配管の底面により反射された配管反射波および前記ライニングの底面により反射されたライニング反射波を受信する超音波受信手段と、この超音波受信手段により受信された配管反射波の信号およびライニング反射波の信号を処理する反射波信号処理手段とを備え、前記超音波受信手段を、前記超音波送信手段から配管に対する超音波の入射角度、配管およびライニングの厚さ、配管とライニングとの音響インピーダンスの差による超音波音速の差に応じた配管からライニングへの超音波の屈折角のそれぞれに基づき計算される前記ライニング反射波の配管表面到達位置に設置すると共に、前記反射波信号処理手段により処理されるライニング反射波の信号レベルが最大となる位置に前記超音波受信手段の設置位置を微調整してなることを特徴とする配管検査装置。
IPC (3件):
G01N 29/04 502 ,  G01N 29/10 502 ,  G21C 17/003
FI (3件):
G01N 29/04 502 ,  G01N 29/10 502 ,  G21C 17/00 F
Fターム (28件):
2G047AA07 ,  2G047AB01 ,  2G047AB05 ,  2G047AC01 ,  2G047BA02 ,  2G047BB02 ,  2G047BB04 ,  2G047BC09 ,  2G047CA01 ,  2G047EA10 ,  2G047EA12 ,  2G047GA03 ,  2G047GA15 ,  2G047GB27 ,  2G047GF06 ,  2G047GF10 ,  2G047GG01 ,  2G047GG06 ,  2G047GG14 ,  2G047GG28 ,  2G047GG30 ,  2G047GG33 ,  2G075CA13 ,  2G075CA36 ,  2G075DA16 ,  2G075FA16 ,  2G075FC15 ,  2G075GA09
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 円管の評価方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-141534   出願人:川嶋紘一郎, 三菱化学株式会社
  • 水力分離決定方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-336085   出願人:シュルンベルジェオーバーシーズエス.エイ.
  • 浸炭層の検出方法及びその厚さの測定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-126820   出願人:株式会社ニチゾウテック, 出光石油化学株式会社, 出光エンジニアリング株式会社
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