特許
J-GLOBAL ID:200903038669559774
無線信号検出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
志賀 正武
, 村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-314368
公開番号(公開出願番号):特開2008-131366
出願日: 2006年11月21日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】MIMOシステムによる無線通信を行う無線受信装置の小型化、軽量化、処理遅延や消費電力量の縮小を行うことのできる、無線信号検出方法を提供する。【解決手段】無線受信装置が、検出順番判定及び抽出ベクトル生成に用いる行列M(k)を計算し、送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素に対して、最大検出後SINRまたはSNRを持つ送信系統における送信信号を検出対象の送信信号と決定しその番号をリストOに保存する。また決定した送信信号に対して、それを検出するためのMMSEまたはZF基準の抽出ベクトルを算出し、生成した抽出ベクトルを用いて送信信号ベクトルsの中から、リストOに保存する際に決定した番号を有する信号成分を検出する。そして、その結果に対してシステムの用いるコンスタレーションに従い量子化し、硬判定を行い、当該硬判定結果を用いて、その信号による干渉成分を受信信号から除去し、各処理をT回繰り返す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
MIMO(Multiple Input Multiple Output)システムにおいて伝搬路行列H、所定の係数γ、受信信号ベクトルxを用いて受信信号の信号検出を行う無線受信装置における無線信号検出方法であって、
前記無線受信装置が、検出順番判定及び抽出ベクトル生成に用いる行列M(k)を計算する第1の処理と、
前記無線受信装置が、送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素に対して、最大検出後SINRまたはSNRを持つ送信系統における送信信号を検出対象の送信信号と決定しその番号をリストOに保存する第2の処理と、
前記無線受信装置が、前記決定した送信信号に対して、それを検出するためのMMSEまたはZF基準の抽出ベクトルを算出する第3の処理と、
前記無線受信装置が、前記生成した抽出ベクトルを用いて前記送信信号ベクトルsの中から、前記リストOに保存する際に決定した番号を有する信号成分を検出する第4の処理と、
前記無線受信装置が、その結果に対してシステムの用いるコンスタレーションに従い量子化し、硬判定を行う第5の処理と、
前記無線受信装置が、当該硬判定結果を用いて、その信号による干渉成分を受信信号から除去する第6の処理と、
前記無線受信装置が、前記第1から第6の各処理をT回繰り返して送信信号ベクトルを検出する
ことを特徴とする無線信号検出方法。
IPC (3件):
H04J 15/00
, H04B 7/04
, H04B 7/08
FI (3件):
H04J15/00
, H04B7/04
, H04B7/08 D
Fターム (4件):
5K022FF00
, 5K059DD35
, 5K059DD39
, 5K059EE02
引用特許:
審査官引用 (9件)
-
通信路推定及びデータ検出方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-181729
出願人:学校法人東京理科大学
-
空間多重信号検出回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-036341
出願人:日本電信電話株式会社
-
行列演算装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-314389
出願人:松下電器産業株式会社
全件表示
前のページに戻る