特許
J-GLOBAL ID:200903038846943997

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-331251
公開番号(公開出願番号):特開2003-127632
出願日: 2001年10月29日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】 空調フィーリングの悪化を抑制しつつ、室内熱交換器等の熱交換器の製造原価上昇を抑制する。【解決手段】 温水温度Twが所定温度Two未満のときには、室内熱交換器15の耐圧限界内でヒートポンプ装置10を最大暖房能力で運転し、温水温度Twが所定温度Two以上となったときには、温水温度Twの上昇に応じてヒートポンプ装置10の暖房能力を減少させていく。これにより、室内熱交換器15に長時間に渡って連続的に高圧冷媒が流れないので、室内熱交換器15の保証耐圧を過度に高い圧力に設定することなく、必要にして十分な耐圧能力を得ることができる。また、室内熱交換器15による空気への加熱量及びヒータコア21による空気への加熱量を所定温度Twoに基づいて制御するので、高圧冷媒の圧力及び温水温度Twの変動によらず、吹出空気温度をほぼ目標吹出温度とすることができる。
請求項(抜粋):
車室内に吹き出す空気が流れる空調ケーシング(18)と、前記空調ケーシング(18)内に設けられ、少なくとも冷房運転時には減圧された低温の冷媒が流入し、暖房運転時には圧縮機(11)から吐出した高温の冷媒が流入して冷媒と空気とを熱交換させる熱交換器(15)と、前記空調ケーシング(18)内に設けられ、車両で発生する廃熱を熱源として空気を加熱するヒータ(21)と、少なくとも暖房運転時において、前記熱交換器(15)による空気への加熱量及び前記ヒータ(21)による空気への加熱量を制御する加熱量制御手段(25)とを備え、前記加熱量制御手段(25)は、前記廃熱の熱量及び温度のうち少なくとも一方に基づいて、前記熱交換器(15)による空気への加熱量及び前記ヒータ(21)による空気への加熱量を制御することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/03 ,  B60H 1/22 651
FI (3件):
B60H 1/00 101 L ,  B60H 1/03 Z ,  B60H 1/22 651 A
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-006695   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開昭57-147909
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-171272   出願人:三菱重工業株式会社, ジェネラル・モータース・コーポレイション
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