特許
J-GLOBAL ID:200903040464521159

導波路型回折格子とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-320470
公開番号(公開出願番号):特開平9-159832
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 反射成分を低減するとともに、光遮断の波長特性を調整して製造可能な導波路型回折格子を提供する。【解決手段】 入射光がコア100を伝搬して回折格子101に到達すると、回折格子101の周囲のクラッド210内に共振によりクラッドモード光が発生する。クラッドモードの共振波長は、クラッド部の厚さに依存し、クラッド部の厚さが厚いとクラッドモードの中心波長は長波長となり、クラッド部の厚さが薄いとクラッドモードの中心波長は短波長となる。回折格子101が形成された、柱状のコア部の周囲のクラッド部の厚さ=R1の部分で中心波長=λ1の光が共振によってクラッドモード光として発生し、クラッド部の厚さ=R2の部分で中心波長=λ2の光が共振によってクラッドモード光として発生する。そして、クラッドモード光は、共振条件の変化(クラッド210の厚さの変化)や回折格子101の周囲からの更なる進行によって急激に低減する。
請求項(抜粋):
光軸方向に沿って、伝送されるべき光の波長の10〜1000倍の長さの周期で屈折率が変化する回折格子部が形成されたコア部と、外径が前記光軸方向で変化する、前記回折格子部の周囲に形成された、屈折率が前記コア部の屈折率よりも小さなクラッド部と、を備え、外周部における反射状態を変化させ、所望の波長透過特性となるようにしたことを特徴とする導波路型回折格子。
IPC (3件):
G02B 6/00 306 ,  G02B 5/18 ,  G02B 6/10
FI (3件):
G02B 6/00 306 ,  G02B 5/18 ,  G02B 6/10 C
引用特許:
審査官引用 (9件)
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