特許
J-GLOBAL ID:200903041581350337
ゴム変性スチレン系樹脂
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-225741
公開番号(公開出願番号):特開2000-053730
出願日: 1998年08月10日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 衝撃強度と透明性に優れ、とくに薄いシートとした際にその特性を発揮するゴム変性スチレン系樹脂を提供する。【解決手段】 共役ジエン99〜60/スチレン1〜40重量%のゴムAと、共役ジエンからなるゴムBを、各重量割合をWA 、WB として、?@WA :WB =1:99〜99:1、?A式Fη=WA /(WA +WB )× Log(ηA )+WB /(WA +WB )× Log(ηB )=2.0〜2.35、(ηA 、ηB はゴムA、Bの溶液粘度〔cP単位〕)、?B式Fn =|nP -nA ×WA /(WA +WB )-nB ×WB /(WA +WB )|≦0.068、(nP 、nA およびnB はスチレン系単量体からなる重合体、ゴムAおよびBの屈折率)を全て満たす比率下にスチレン系モノマーを重合させ、?Cゴムの体積平均粒子径dV =1.2〜5.0μm、?D共役ジエン含有量WG =3〜15重量%のゴム変性スチレン系樹脂を得る。
請求項(抜粋):
ゴム状物質の存在下にスチレン系単量体を重合させて得られる、スチレン系樹脂中にゴム状物質が分散したゴム変性スチレン系樹脂であって、(I)該重合に際して(a)共役ジエン単位99〜60重量%とスチレン単位1〜40重量%からなるゴム状物質A、および(b)共役ジエン単位100%からなるゴム状物質Bとを、下記(c)ないし(e)の条件を全て満たす比率で存在させてスチレン系単量体を重合させ、かつ(II)得られた該ゴム変性スチレン系樹脂が下記(f)ないし(g)の条件を満たすものであることを特徴とするゴム変性スチレン系樹脂。(c)ゴム状物質Aとゴム状物質Bの重量割合をそれぞれWA 、WB としたとき、WA :WB が1:99〜99:1であり、(d)式、Fη=WA /(WA +WB )× Log(ηA )+WB /(WA +WB )× Log(ηB )で表されるFηの値が2.0〜2.35の範囲にあり、(但し、ここでηA およびηB はゴム状物質AおよびBの温度25°Cにおける5重量%スチレン溶液粘度で、センチポイズ(cP)単位で示す)(e)式、Fn =|np -nA ×WA /(WA +WB )-nB ×WB /(WA +WB )|で表されるFn の値が0.068以下の範囲にある。(但し、ここでnp 、nA およびnB は屈折率で、該スチレン系単量体からなる重合体、ゴム状物質AおよびBの温度20°Cにおける屈折率を示す。また、||は絶対値記号である。)(f)ゴム変性スチレン系樹脂中の共役ジエン単位の含有量WG が3〜15重量%であり、(g)ゴム変性スチレン系樹脂中のゴム状物質の体積平均粒子径dv が1.2〜5.0μmの範囲にある。
IPC (3件):
C08F279/02
, C08J 5/18 CET
, C08L 51:04
FI (2件):
C08F279/02
, C08J 5/18 CET
Fターム (43件):
4F071AA12X
, 4F071AA22X
, 4F071AA77
, 4F071AA88
, 4F071AF23
, 4F071AF30
, 4F071AF31Y
, 4F071AH19
, 4F071BB05
, 4F071BB06
, 4F071BC01
, 4J026AA17
, 4J026AA68
, 4J026AA69
, 4J026AA71
, 4J026AC10
, 4J026AC16
, 4J026AC18
, 4J026AC32
, 4J026AC36
, 4J026BA05
, 4J026BA06
, 4J026BA08
, 4J026BB01
, 4J026DA02
, 4J026DA04
, 4J026DA08
, 4J026DA17
, 4J026DA18
, 4J026DB02
, 4J026DB05
, 4J026DB09
, 4J026DB12
, 4J026DB15
, 4J026DB26
, 4J026DB29
, 4J026DB31
, 4J026DB32
, 4J026DB34
, 4J026DB38
, 4J026EA04
, 4J026GA08
, 4J026GA09
引用特許:
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