特許
J-GLOBAL ID:200903041615681869

グラジエント送液装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-378054
公開番号(公開出願番号):特開2005-140659
出願日: 2003年11月07日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】2つ以上の溶出液成分の組成を変化させながら、一定時間間隔で連続して、かつ、毎分ナノリットル領域の一定流量で、分析装置に送液可能なグラジエント送液装置を実現する。【解決手段】送液圧力が時間と共に変化する溶出液混合用配管を、送液圧力を一定に保持すべきイソクラティックポンプ11から送液され、分析部17に連結される第1のループに接続するか、廃液すべき第2のループに接続するかを切り替える10方バルブ6を備える。第2のループに接続されているときの溶出液混合用配管圧力値と、イソクラティックポンプ11からの送液圧力値との差をコントローラ18が算出する。10方バルブ6による第1のループへの切り替え時に、上記圧力差に基づくイソクラティックポンプ送液速度を求めバルブ切り替えに、同期して、上記送液速度となるようにイソクラティックポンプ11を制御する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
毎分マイクロリットルの流量で複数の溶液を混合して送液が可能なグラジエントポンプと、 毎分ナノリットルの流量で送液が可能なイソクラティックポンプと、 上記グラジエントポンプから送られる溶液を、上記イソクラティックポンプからの送液により分析部に送液するか、廃液とするかを切り替える切り替えバルブと、 上記グラジエントポンプの送液圧力を検出する第1の圧力センサと、 上記イソクラティックポンプの送液圧力を検出する第2の圧力センサと、 上記第1の圧力センサの検出圧力と上記第2の圧力センサの検出圧力との差を算出し、算出した圧力差に基づいたイソクラティックポンプの送液圧力を抽出し、上記グラジエントポンプから送られる溶液が上記イソクラティックポンプからの送液により分析部に送液するように、上記切り替えバルブを切り替え、この切り替えに合わせて、上記イソクラティックポンプの送液圧力が上記抽出した圧力値となるように、上記イソクラティックポンプの動作を制御する制御部と、 を備えることを特徴とするグラジエント送液装置。
IPC (4件):
G01N30/34 ,  G01N30/20 ,  G01N30/26 ,  G01N30/32
FI (5件):
G01N30/34 A ,  G01N30/20 C ,  G01N30/26 M ,  G01N30/32 A ,  G01N30/32 C
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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